国内公表(買取価格1gあたり)
金 16,739円 (+50)
プラチナ 5,322円 (+62)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 3,341.90ドル (+29.30)
NYプラチナ ドル 1,084.40ドル (+29.00)

5/21、ニューヨーク市場の金は3日続伸。始値3,321.20ドル、高値3,355.50ドル、安値3,315.30ドル、終値3,341.90ドル、前日比+29.30(+0.88%)。この日も主要な経済指標の発表はなく、新たな手掛かり材料に乏しかった。市場ではトランプ米大統領が掲げた大規模な減税法案を巡り、財政が悪化するとの懸念が強まっていて、米長期金利の急上昇に伴い、米主要株価指数が下落し、対主要通貨でドル売りが広がった。ニューヨーク・債券市場では米国債が売られ米長期金利が4.59%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで上昇。米国財政の先行き不安を背景にドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。また、米大手格付け会社「ムーディーズ・レーティングス」による米国債の格下げや、中東情勢に対する懸念を背景に、金は安全資産としての逃避需要が拡大した。5月22日9時30分現在、ロンドン金は3,320ドル台で推移しています。