金は反発。安全資産としての逃避需要拡大。米大手格付け会社による米国債の格下げで。

国内公表（買取価格1gあたり）

金　１６，４３８円　（－１２３）

プラチナ　５，０７８円　（＋６２）

ＮＹ市場（終値ドル/トロイオンス）

ＮＹ金　３，２３３．５０ドル （＋４６．３０）

ＮＹプラチナ　ドル １，００５．９０ドル （＋１５．７０）

５／１９、ニューヨーク市場の金は反発。始値３，２２０．００ドル、高値３，２５２．９０ドル、安値３，２０９．１０ドル、終値３，２３３．５０ドル、前日比＋４６．３０（＋１．４５％）。米民間調査機関コンファレンス・ボード（全米産業審議会）より発表された４月の景気先行指数は、前月比で１．０％低下。市場予想は０．８％低下。前月は０．８％低下（速報値０．７％低下）に下方修正された。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が４．４４％台とほぼ横ばいで推移し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで下落。ドル建てで売買される金は割高感が高まった。ただ、米大手格付け会社「ムーディーズ・レーティング」による米国債の格下げを背景に、金は安全資産としての逃避需要が拡大した。５月２０日９時３０分現在、ロンドン金は３，２２０ドル台で推移しています。