金相場・プラチナ相場推移(国内):2016年6月

日付/品位 プラチナ
2016/6/1 ¥4,640 ¥3,739
2016/6/2 ¥4,573 ¥3,668
2016/6/3 ¥4,547 ¥3,602
2016/6/6 ¥4,596 ¥3,635
2016/6/7 ¥4,603 ¥3,692
2016/6/8 ¥4,585 ¥3,691
2016/6/9 ¥4,643 ¥3,729
2016/6/10 ¥4,663 ¥3,685
2016/6/13 ¥4,688 ¥3,660
2016/6/14 ¥4,688 ¥3,645
2016/6/15 ¥4,680 ¥3,566
2016/6/16 ¥4,704 ¥3,575
2016/6/17 ¥4,614 ¥3,527
2016/6/20 ¥4,635 ¥3,509
2016/6/21 ¥4,620 ¥3,549
2016/6/22 ¥4,571 ¥3,528
2016/6/23 ¥4,549 ¥3,540
2016/6/24 ¥4,583 ¥3,528
2016/6/27 ¥4,690 ¥3,504
2016/6/28 ¥4,651 ¥3,456
2016/6/29 ¥4,640 ¥3,479
2016/6/30 ¥4,644 ¥3,557

金相場・プラチナ相場推移(NY市場):2016年6月

日付/品位 プラチナ
2016/6/1 $1,217.50 $980.40
2016/6/2 $1,214.70 $971.90
2016/6/3 $1,212.60 $960.10
2016/6/6 $1,242.90 $981.90
2016/6/7 $1,247.40 $996.50
2016/6/8 $1,247.00 $999.40
2016/6/9 $1,262.30 $1,012.00
2016/6/10 $1,272.70 $1,003.80
2016/6/13 $1,275.90 $994.20
2016/6/14 $1,286.90 $995.30
2016/6/15 $1,288.10 $971.90
2016/6/16 $1,288.30 $974.80
2016/6/17 $1,298.40 $978.30
2016/6/20 $1,294.80 $966.10
2016/6/21 $1,292.10 $987.20
2016/6/22 $1,272.50 $981.50
2016/6/23 $1,270.00 $983.50
2016/6/24 $1,263.10 $966.30
2016/6/27 $1,322.40 $987.10
2016/6/28 $1,324.70 $979.20
2016/6/29 $1,317.90 $978.90
2016/6/30 $1,326.90 $1,011.30

金相場推移グラフ(国内):2016年6月

金相場推移グラフ(国内):2016年6月

プラチナ相場推移グラフ(国内):2016年6月

プラチナ相場推移グラフ(国内):2016年6月

金相場推移グラフ(NY市場):2016年6月

金相場推移グラフ(NY市場):2016年6月

プラチナ相場推移グラフ(NY市場):2016年6月

プラチナ相場推移グラフ(NY市場):2016年6月

2016年6月|貴金属市況ニュース

6/30

6/29 金・プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,326.90 +9.00
PT($/oz) 1,011.30 +32.40
銀(¢/oz) 1,836.20 +51.90
ドル/円 102.86

6/29、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は上昇。ドルの下落に加え、英国の欧州連合(EU)離脱決定の衝撃で生じた長期的な金融市場の不透明感から安全資産への投資意欲が依然強いことが背景。銀は1年半ぶり高値に上伸、白金とパラジウムは3%超値上がりした。金相場は、衝撃的な英国民投票結果を受けて8%超急伸した24日に付けた、2014年3月以来の高値1358.20ドルを依然下回っている。金現物は米東部時間午後2時半(1830GMT)時点で1オンス当たり1%高の1324.90ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物8月きりの清算値は0.7%高の1326.90ドル。三菱商事のジョナサン・バトラー氏は「この先まだ大きな不確実性が見込まれるが、過去数日間の株価の動きをみると、リスクオン地合いが間違いなく回復しつつある」と指摘。「金は中期的には米連邦準備制度理事会(FRB)の向こう数カ月間の利上げの可能性がとても低いことに支えられるだろう」と語った。世界の株式市場は先週の大幅下落からの回復を続けた。一方ドルは主要通貨のバスケットに対し0.5%下落した。山東黄金集団のチーフアナリストは「英国のEU離脱が市場に深刻な影響を与えているとみなされれば各中央銀行が市場を落ち着かせるために介入するだろう。それは金相場にとって良くない」と述べた。U.S.マネーリザーブのフィリップ・ディール氏は「英国のEU離脱はマグニチュード7の地震のようなもの。これは大きな本震なのか、それとも前震なのか」と話した。コメルツバンクのアナリスト、カーステン・フリッチュ氏は「英国民投票をめぐる不透明感が中心材料となっており、米雇用統計が予想より大幅に高い数字にならない限り、FRBの利上げタイミングを変えるとは思わない」と語った。[東京貴金属]金は反発。終値は、2017年6月先ぎりが前日比25円高の4322円、他限月が21~25円高。日中立ち会いは、円相場の軟化を受け、ポジション整理の買いが先行して始まった。その後、取引中のニューヨーク金先物相場の上昇を背景に水準を切り上げたが、大引けにかけて円の引き締まりを眺め伸び悩んだ。東京ゴールドスポット100は、20円高の4337円で取引を終えた。銀はしっかり。期先3限月の終値は、1円50銭~1円70銭高。白金は円安を受け反発。17年6月先ぎりは39円高の3245円、ほかが31~43円高で終了した。パラジウムは堅調。終値は、出合いのなかった10、12月きりを除き1~75円高。

6/29

6/28 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,317.90 -6.80
PT($/oz) 978.90 -0.30
銀(¢/oz) 1,784.30 +9.90
ドル/円 102.75

6/28、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は1%超反落。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定を受け、ここ2営業日に大幅続伸した反動で、利食い売りが出た。現物は米東部時間午後3時15分(1915GMT)時点で1%安の1オンス=1311.60ドル。一時1305.23ドルまで下げた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の8月きりの清算値は0.5%安の1317.90ドル。この日は株価が反発。ポンドやユーロも安値拾いが入り、強含んだ。サクソ銀行の資源商品戦略責任者は「金は当然の一服局面にある」と指摘。「リスク意欲は目下、回復しつつあり、これはブレグジット決定に向け、極めて急速に積み上がった買い持ちに対する懸念を伴っている」と語った。メタル・フォーカスはリポートで「英国のEU離脱は今後も基本的に金相場にとって好材料だと信じている」が、短期的には下向きリスクが高まっていると分析。ジュリアス・ベアのカーステン・メンケ氏は「金融システムにストレスがあるとの報が入り、これがリーマン・ショックと同様の状況に向かいつつあるととらえられ得るなら、金相場上昇の契機になるかもしれない」と語った。SPDRゴールド・トラストの保有高は27日、2013年7月以来の水準に増加した。[東京貴金属]金は4営業日ぶり反落。終値は、2017年4月きりが前日比33円安の4302円、他限月が20~33円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場が、前日の東京市場の終了時点に比べ水準を切り下げたのを受け、手じまい売りが先行して始まった。その後、NY相場の弱地合いを背景に軟調に推移した。新ポ17年6月きりは、4月きりに対し4円上ざやの4334円で発会し、37円安の4297円で取引を終えた。東京ゴールドスポット100は、27円安の4317円。銀は小動き。新ポ6月きりは発会値に比べ、20銭安の57円80銭で大引けた。白金も反落。NY相場の下落を眺めた売りが優勢となった。終値は28~31円安。新ポ6月きりは発会値比44円安の3206円で取引を終えた。パラジウムは、12~4月きりの3限月が13~39円高。新ポ6月きりは発会値に比べ37円高の1843円で終了した。

6/28

6/27 金上昇。プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,324.70 +2.30
PT($/oz) 979.20 -7.90
銀(¢/oz) 1,774.40 -4.50
ドル/円 102.07

6/27、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は続伸。先週末に付けた2年超ぶり高値近辺を維持した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定をめぐる不安から、株式が売られ、安全資産が買われた。シャープス・ピクスレイのロス・ノーマン氏は「高度に投機的な流れの、短期の戦術的な金買いは歴史的に長続きしないが、他市場、他地域への波及を懸念する長期の投資家も買いを入れている」と説明した。金現物は一時1.5%高の1オンス=1335.30ドルを付けた後、米東部時間午後3時16分(1916GMT)までに0.8%高の1326.26ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物8月きりの清算値は2.30ドル(0.2%)高の1324.70ドル。ETF証券のマーティン・アーノルド氏は英国民投票後の混乱について、「EU離脱交渉のタイミングをめぐる不透明さは、投資家の警戒を強め、金やドルが買われただけでなく、ポンドを圧迫し続け、国内レベルで経済活動の永続的な損失につながっている」と指摘した。アナリストや専門家の間では、米連邦準備制度理事会(FRB)が想定していた年内2回の利上げも棚上げされた公算が大きいとみられている。ゴールドマン・サックスは、ブレグジットは米金利の道筋により持続的な影響が及ぶことを示しているとして、金相場見通しを引き上げた。UBSウェルス・マネジメント・リサーチは、英国民投票を受けた不安や、年内1回の米利上げ予想に基づき、3カ月の金相場予想を1275~1425ドル、1年予想を1275ドルに引き上げた。SPDRゴールド・トラストの保有高は24日、2%急増し、2013年7月以来の水準に達した。[東京貴金属]金は総じて3日続伸。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前週末比12円高の4335円、ほかが変わらず~28円高。日中立ち会いは、前週末のニューヨーク金先物相場が、英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて急伸した流れを引き継ぎ、3日続伸して始まった。その後は、NY金の上げ一服と円相場の上昇に圧迫され、上げ幅を削った。銀は期先が軟調。東京ゴールドスポット100は18円高の4344円。白金は、総じて4営業日ぶりに反発。2番ぎり以降が反発して寄り付いた後はもみあった。17年4月先ぎりは24円高の3241円、他限月が7円安~26円高。パラジウムは期先3限月がまちまち。

6/25

6/24 金・プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,322.40 +59.30
PT($/oz) 987.10 +20.80
銀(¢/oz) 1,778.90 +43.60
ドル/円 102.30

6/24、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は英国民投票で離脱派が勝利したことを受けて、リスクが低いと見なされる資産に対する買いが集まる中、急伸した。一時8%高と、2年超ぶりの高値を付けた。ポンド建てでは、金は早い段階で一時21%高を記録し、1オンス=1000ポンドの水準を上回った。ユーロ建てでは13%高まで上げた。金現物の高値は1オンス=1358.20ドル。米東部時間午後2時49分(1849GMT)時点では、4.9%高の1317.20ドルとなった。ニューヨーク市場の金先物8月きりの清算値は4.7%高の1322.4ドル。一時1362.60ドルまで上げた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物の出来高は57万6850枚と、過去2番目の水準を記録した。5770万オンスに相当し、金額ベースでは約763億ドル。インドスエズ・ウェルス・マネジメントの主任エコノミスト、マリー・オーウェンズ・トムセン氏は「英EU離脱は、全般的なリスクオフムードをもたらすため、金には追い風だ。金はだれにとっても自明の逃避先資産になる」と指摘。「国民投票で離脱派が勝利したことで、金は一段高となり、1350~1360ドルの水準を抜ける可能性がある。その後は1400ドル台を目指す」と予想した。金はポンド建てで14%高の961.82ポンド。オーバーナイトでは一時、1019.03ポンドとなった。ユーロ建てでは7.3%高の1182.47ユーロ。一時1244.34ユーロまで上げた。ロンドン市内の金ディーラーによると、小口投資家の金貨や金塊への需要が急増し、一部で在庫が逼迫(ひっぱく)しているという。[東京貴金属]金は大幅続伸。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比85円高の4323円、ほかは80~86円高。日中立ち会いは、円の軟化を受けて高寄りした後、欧州連合(EU)離脱を問う英国民投票の開票状況を眺めて不安定な動きの中、一時は先ぎりが5カ月ぶりの安値を付けるなど、マイナス圏に沈んだ。その後、英国のEU離脱が確実となったことから取引中のニューヨーク金先物が急騰したのになびき、上値を追った。東京ゴールドスポット100は80円高の4326円。銀は、約定された6月当ぎりと期先2限月が10銭安~3円高。白金は3日続落。終値は、17年4月先ぎりが53円安の3217円、ほかは51~58円安。円の緩みを受けて高寄りしたものの、その後は為替の円高・ドル安を眺めて値を消した。パラジウムは81円安~34円高。6月当ぎりは出合いがなかった。

6/24

6/23 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,263.10 -6.90
PT($/oz) 966.30 -17.20
銀(¢/oz) 1,735.30 +4.10
ドル/円 106.04

6/23、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は続落し、2週間ぶり安値を付けた。英国の欧州連合(EU)離脱を問う国民投票前の最後の世論調査で、残留が優勢との結果が出たことが重しとなっている。金は米東部時間午後2時50分時点で0.3%安の1オンス=1261.90ドル。一時、9日以来の安値1257.91ドルまで下落した。ニューヨーク市場の金先物清算値は0.5%安の1263.10ドル。ハイ・リッジ・フューチャーズのデービッド・メガー氏は「情勢は残留優勢に傾いている。この状況下では、金のような安全資産への需要は減ると判断した」と話した。一方で、「もし予想が外れれば、この状況は一気に変わる」と指摘。「離脱」勝利なら、金は急伸すると予測した。ジュリアス・ベアのカーステン・メンケ氏は「残留派勝利でも、金の上昇は長続きしないだろう。深刻な経済・金融危機にはつながらないからだ」と述べた。英調査会社のコムレス、ユーガブによる世論調査では、ともに残留派が最後の段階で支持を集めていることが示された。ポンドは対ドルで年初来高値を付け、世界的に株価も上昇している。[東京貴金属]金は3日ぶりに反発。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比6円高の4238円、ほかは6~11円高。日中立ち会いは、前日の大引け時に比べ円が軟化したことを受け、買いが先行して始まった。その後は、ニューヨーク金先物相場の切り返しと円の引き締まりの強弱材料を眺めてもみ合った。東京ゴールドスポット100は6円高の4246円。銀は、3円50銭安~40銭高とまちまち。8月きりと12月きりは出合いがなかった。白金は続落。まちまちに始まった後、NY安を眺めマイナス圏に沈んだ。終値は、中心限月17年4月先ぎりが27円安の3270円、ほかは15~31円安。パラジウムは、期先3限月が11~40円高。期近3限月は約定されなかった。

6/23

6/22 金下落。プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,270.00 -2.50
PT($/oz) 983.50 +2.00
銀(¢/oz) 1,731.20 -0.70
ドル/円 104.43

6/22、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は続落し、2週間ぶり安値を付けた。前日は1日の下落幅として、4週間ぶりの大きさだった。23日の英国民投票で欧州連合(EU)残留が決まるとの期待からリスク回避姿勢が後退し、株価が強含んだ。金相場は21日、2件の世論調査で英国のEU残留の公算が大きいことが示されたことを受け、2%近く下落した。先週は、EU離脱への懸念から約2年ぶり高値まで上昇していた。商品投資企業ロジック・アドバイザーズの共同創設者ビル・オニール氏は「残留派が上回った場合、金相場はあまり下落せず、離脱が決定した場合は大幅高になると考えている」と述べた。金現物相場は一時、2週間ぶり安値となる1オンス=1261.01ドルを付けた後、やや値を戻し、米東部時間午後2時35分(1835GMT)時点で、前日の取引後半とほぼ変わらずの0.1%安の1266.60ドルとなった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の先物8月きりの清算値は0.2%安の1270ドル。コメルツ銀行のアナリスト、ダニエル・ブリーズマン氏は「米商品先物取引委員会(CFTC)の17日夕の発表では、金の買い持ちが記録的高水準に達した」と説明。さらに「英国民投票をめぐる世論の変化を受け、投機筋が損切りのために買い持ちを整理しているのが現在の状況だ。EU離脱の可能性が依然低いため、現時点ではこの手じまいの動きが相場の重しになっている」とコメントした。EU残留への楽観的な見方が広がる中、株価と英ポンド相場は上昇した。[東京貴金属]金は続落。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比61円安の4232円、ほかは56~62円安。日中立ち会いは、21日のニューヨーク金先物が、英国の欧州連合(EU)離脱懸念の後退などを背景に下落した流れを引き継ぎ、売り先行で始まった。その後も、取引中のNY金の軟調地合いを眺め、水準を切り下げた。東京ゴールドスポット100は56円安の4240円。銀は、期先3限月が70~90銭安。白金は反落。終値は、17年4月先ぎりが30円安の3297円、ほかは29~35円安。NY安を受け安寄りした後は、円、NY相場ともに小動きで手掛かりを欠き、小幅レンジでもみ合った。パラジウムは、期先2限月が2円安~23円高で取引を終えた。

6/22

6/21 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,272.50 -19.60
PT($/oz) 981.50 -5.70
銀(¢/oz) 1,731.90 -19.50
ドル/円 104.78

6/21、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は続落。世界的な株価上昇のほか、23日に行われる英国民投票で、英の欧州連合(EU)離脱の可能性が後退し、10日ぶり安値に沈んだ。金現物は一時、約1.9%安の1オンス=1265.40ドルまで下げ、米東部時間午後2時42分(1842GMT)時点では1.6%安の1269.80ドル。ニューヨーク商品取引所の金先物8月きりの清算値は、1.5%安の1オンス=1272.50ドル。20日に発表された二つの世論調査で、EU残留支持派が幾分か勢いを取り戻した。ただ、もう一つの世論調査では、離脱支持派が僅差でリードしているとの結果が示された。ABNアムロのアナリストは「EU離脱の可能性が低下すればリスク資産が買われ、金の下落圧力は高まる」と分析した。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長がこの日議会証言で、世界的なリスクや米国の雇用減速により、追加利上げに慎重な見方を示したが、金は下げ幅を拡大した。マッコーリーのアナリスト、マシュー・ターナー氏は「残留派が勝利するとの確信が市場に広がり過ぎているようだ」と述べ、EU残留となればFRBが利上げに踏み切る可能性が高まり、金相場にとっては弱材料になると指摘。離脱となればむしろドル高が進み、金の上げ幅は限られると予想した。[東京貴金属]金は小反落。終値は、中心限月の2017年4月先ぎりが前日比9円安の4293円、他の限月は5~10円安。週明け20日のニューヨーク市場で、英国の欧州連合(EU)離脱に対する懸念が後退し、安全資産とされる金が売られた流れを引き継ぎ、日中立ち会い序盤は手じまい売りが先行した。その後、値頃の買いに切り返す場面もみられたが、取引中のNY金塊先物相場が軟調に推移したことから、結局はマイナス圏で取引を終えた。東京ゴールドスポット100は9円安の4296円で終了した。銀は20銭安~70銭高と小動き。白金は9営業日ぶりに反発。中心限月の17年4月先ぎりは68円高の3327円、他の限月は61~71円高。市場のリスク懸念の後退を背景にNY白金相場が上昇し、円相場が軟化したことから、終日強含みで推移した。パラジウムは約定した期先2限月が19~37円高だった。

6/21

6/20 金下落。プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,292.10 -2.70
PT($/oz) 987.20 +21.10
銀(¢/oz) 1,751.40 +10.30
ドル/円 103.92

6/20、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は下落。今週行われる英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票で、残留支持派が勢いを取り戻しているとの世論調査結果を受け、リスク志向が強まり、株価が押し上げられた。23日の国民投票で英国がEUを離脱するとの観測を背景に、金相場は先週約2年ぶりの高値を付け、ユーロやポンド建てでは3年ぶりの高値を記録した。ただ三つの世論調査で、全体的に見れば有権者の意見は真っ二つに分かれているものの、残留支持派が勢いを取り戻していることが示され、金相場は高値水準から値を消した。金現物は米東部時間午後2時46分(1846GMT)時点で0.8%安の1オンス=1288.50ドル。一時1277.34ドルの安値を付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりの清算値は0.2%安の1オンス=1292.10ドル。MKSの取引責任者、アフシン・ナバビ氏は「(金相場の動きは全て)英国のEU離脱に絡むものだった。英国が残留する可能性が一部で取り沙汰されている」と述べた。世界の株価は上伸し、ポンド相場は強含んだ。CPMグループは文書で「23日の国民投票の結果にかかわらず、投票終了後に金相場は下落するだろう」と指摘。「下げ幅は残留の場合には離脱を上回るかもしれないが、急落するだろう」と予想した。COMEXの投機筋の金先物買い越し幅は14日時点で、約5年ぶりの高水準を記録した。キャピタル・エコノミクスのアナリスト、シモナ・ガンバリニ氏は「先週初めから数日間、英国のEU離脱観測が強まり、金相場の上昇につながった。現状では拮抗(きっこう)状態に近づきつつあるため、金相場押し上げの勢いが弱まっている」と語った。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの17日時点の金保有量は、2013年9月以来の高水準となった。[東京貴金属]金は3営業日ぶりに反発。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前週末比12円高の4302円、ほかは5~14円高。日中立ち会いは、ニューヨーク金相場が前週末の東京市場の大引け時点に比べ水準を切り上げたことや円相場の軟化を映し、反発して始まった。その後は、取引中のNY金の下落を眺め、上げ幅を縮小した。東京ゴールドスポット100は5円高の4305円。銀はまちまち。期近3限月は出合いがなかった。白金は8営業日続落して寄り付いた後も、NYの上値の重さを受けて下げ幅を広げ、17年4月先ぎりが15円安の3259円、他限月は11~20円安で取引を終えた。パラジウムは期先3限月がまちまち。

6/18

6/17 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,294.80 -3.60
PT($/oz) 966.10 -12.20
銀(¢/oz) 1,741.10 -19.60
ドル/円 104.15

6/17、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は反発。ドル安が支援材料となったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の利上げに関する慎重なコメントを受け、1%以上値を上げた。週ベースでは、3週連続の上昇を確保しそうだ。ドルは主要通貨のバスケットに対し、ここ2週間で最大の下げを記録。ドル建ての金を他通貨に対して割安とした。米東部時間午後3時02分(1902GMT)時点で、金現物は1.2%高の1オンス=1293.80ドル。週ベースでは1.5%高となった。ニューヨーク市場の金先物8月きりの清算値は、0.3%安の1294.80ドル。2014年8月以来の高値1315.55ドルを付けた前日の水準を大幅に下回った。三菱商事のストラテジスト、ジョナサン・バトラー氏は「資金の逃避先資産として、金は復活しつつある。ユーロ圏政府債の金利はマイナス圏にあり、投資家にとって選択できる逃避先資産がほとんどない」と話した。米セントルイス連銀のブラード総裁は、FRB当局者らの政策金利動向予想が「あまりに急激な利上げ」を見込んでいると指摘。「フェデラルファンド(FF)金利先物市場はFRB当局者の予想を信じていないようだ。市場は大幅に緩やかな利上げペースを織り込んでいる」と述べた。金利の付かない資産の金は、金利上昇に対して非常に敏感となる。金利上昇は金保有の機会費用を高める。商品投資会社ロジック・アドバイザーズの共同創業者、ビル・オニール氏は「ブラード総裁の発言は明らかに(金には)強材料だ」と分析。「FRBの7月利上げも事実上、議論の対象から外れた。金相場はこうした動向を踏まえている」と述べた。[東京貴金属]金は続落。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比70円安の4290円、ほかが58~76円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場が東京の前日の大引け時点よりも水準を切り下げているのを受け、手じまい売りが先行して始まった。その後、NY金の軟調推移や円の引き締まりを背景に下げ幅を拡大した。東京ゴールドスポット100は58円安の4300円。銀は、約定された期先3限月が1円10銭~1円50銭安。白金は7営業日続落。終値は、17年4月先ぎりが27円安の3274円、ほかが19~34円安。安寄りした後、安値圏でもみ合った。パラジウムは、出合いがなかった10、12月きりを除き、4円安~15円高。

6/17

6/16 金・プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,298.40 +10.10
PT($/oz) 978.30 +3.50
銀(¢/oz) 1,760.70 +10.40
ドル/円 104.28

6/16、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は7営業日ぶりに反落。英国の欧州連合(EU)残留派議員が撃たれて殺害され、国民投票の運動が自粛されたことで、ポンドが上昇し、米株価も反発。安全資産とされる金の圧迫材料になった。女性下院議員ジョー・コックス氏は16日、路上で男に撃たれて死亡した。金はこの日、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ見送りの後押しを受けて、約2年ぶりの高値を付けた。米東部時間午後2時40分(1840GMT)時点で、金現物は0.4%安の1オンス=1285.76ドル。一時は2014年8月以来の高値、1315.55ドルまで上昇した。現物相場は今月、6%上昇している。英国民投票を23日に控え、投資資金がリスク資産から債券や金に流れたためだ。ニューヨーク市場の金先物8月きりの清算値は0.8%高の1298.40ドル。[東京貴金属]金は反落。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比11円安の4360円、ほかは7~22円安。日中立ち会いは、15日のニューヨーク相場が、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに対する慎重姿勢を映して上伸したことから、買い先行で始まった。NYの堅調と円高の綱引きで、しばらくもみ合いが続いたが、現状維持を決めた日銀政策決定会合の内容が伝わると、円相場が一段高となり、金は下げ幅を拡大した。その後、NYの上昇を眺めて買い戻されたが、戻しきれなかった。東京ゴールドスポット100は22円安の4358円。銀は、NY高を受け10~40銭高。8月きりと10月きりは出合いがなかった。白金は6営業日続落。終値は、17年4月先ぎりが40円安の3301円、ほかは34~39円安。円高になびき売り先行で始まり、その後も円の大幅高を眺め下げ幅を広げた。パラジウムは、46円安~100円高で取引を終えた。8月きりは約定されなかった。

6/16

6/15 金・プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,288.30 +0.20
PT($/oz) 974.80 +2.90
銀(¢/oz) 1,750.30 +7.90
ドル/円 106.00

6/15、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は6営業日続伸し、一時約6週間ぶりの高値を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が2017年の経済成長見通しを下方修正し、来年の金融引き締めにあまり積極的な姿勢を示さなかったのが背景。FRBは予想通り、政策金利を据え置いた。ただ、年内2回の利上げを想定。米労働市場は最近の減速を受け、強固になると予想している。世界の株式市場は一時的に上昇した一方、ドルは主要通貨バスケットに対して下げ幅を拡大した。金現物は米東部時間午後2時48分(1848GMT)時点で、0.7%高の1オンス=1293.86ドル。一時、5月3日以来の高値となる1296.70ドルまで上昇した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の先物8月きりの清算値は0.20ドル高の1288.30ドル。BMOキャピタルマーケッツ(ニューヨーク)の卑金属・貴金属取引部門ディレクター、タイ・ウォン氏は「驚いたのは、FRBが長期的な成長見通しを下方修正したことだ」と指摘。「金相場はこれを受けて徐々に上昇しているが、利回りの低下とドル安が進む中、すぐに1300ドルを再び試す値動きを見せない場合、期待外れの結果となる可能性もある」と語った。CIBCキャピタル・マーケッツ(トロント)のディレクターでシニアエコノミストのロイス・メンデス氏は「年内の利上げ回数に関する連邦公開市場委員会(FOMC)委員の中央値は依然として2回だが、6人が1回と予想した。3月は1人しか1回と予想していなかった」と指摘。その上で、FRBは9月まで利上げを行わないとの見方を示した。英国の欧州連合(EU)離脱懸念を背景に株式などのリスク資産が大幅に下落する中、金相場は前日まで5営業日続伸した。[東京貴金属]金は反発。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比38円高の4371円、ほかは36~39円高。日中立ち会いは、14日のニューヨーク金先物が、英国の欧州連合(EU)離脱懸念に伴うリスクオフの動きに安全資産として買われた地合いを引き継ぎ、高寄りした。その後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控えて模様眺めムードが強まり、小幅なレンジでもみ合った。東京ゴールドスポット100は36円高の4380円。銀は変わらず~70銭高。8月きりは出合いがなかった。白金は5営業日続落。終値は、17年4月先ぎりが13円安の3341円、他限月は10~27円安。前日のNY安を受け安寄りした後、取引中のNY相場の戻りを眺め下げ幅を縮小した。パラジウムは89円安~2円高で取引を終えた。8月きりは約定されなかった。

6/15

6/14 金上昇。プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,288.10 +1.20
PT($/oz) 971.90 -23.40
銀(¢/oz) 1,742.40 -1.90
ドル/円 106.10

6/14、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は上昇し、ほぼ6週間ぶり高値を付けた。23日の英国の国民投票で欧州連合(EU)離脱が支持されるとの懸念や、米連邦準備制度理事会(FRB)が14~15日の金融政策決定会合で追加利上げを見送るとの観測が背景。金現物は米東部時間午後2時51分(1851GMT)時点で、0.1%高の1オンス=1285.06ドル。一時1289.80ドルまで上昇した。ニューヨーク市場の金先物清算値は0.1%高の1288.10ドル。ポンド建ての金は、ポンドが8週間ぶり安値を付けたことを受け、ほぼ3年ぶり高値の913.09ポンドまで上伸した。ETFセキュリティーズのアナリスト、マーティン・アーノルド氏は「英国民投票が金相場上昇のカギであることは明白だ。世論調査ではEU離脱派が優勢で、不確実性が出ているためだ」と話した。金は不安定な経済・金融情勢下ではヘッジ資産としみなされることが多く、各国中央銀行の政策決定を今週に控え、リスク回避で買われている。FRBは今回の連邦公開市場委員会(FOMC)で、金利据え置きを決める見通し。金は金利が付かないため、利上げ時に金を保有し続けると他の資産なら得られたはずの金利収入を受け取れないことになる。[東京貴金属]金は7営業日ぶり反落。終値は、中心限月の2017年4月先ぎりが前日比10円安の4333円、他の限月は10~12円安。週明け13日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場が、英国の欧州連合(EU)離脱への警戒感から安全資産として買われた流れを引き継ぎ、序盤は買いが先行した。しかしその後は円相場が強含みで推移する中で利食い売りが強まり、終盤は取引中のNY金相場が値を消したのにつれて、下げ足を速めた。東京ゴールドスポット100は13円安の4344円で取引を終えた。銀は小動き。40銭安~50銭高で終了した。白金は続落。中心限月の17年4月先ぎりは11円安の3354円、他の限月は4~20円安で終了した。序盤はNY白金相場の反発を受けた買いが先行したが、その後は伸び悩み、終盤はNY白金の下げにつれて値を沈めた。パラジウムは約定した3限月が75円安~6円高で取引を終えた。

6/14

6/13 金・プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,286.90 +11.00
PT($/oz) 995.30 +1.10
銀(¢/oz) 1,744.30 +11.30
ドル/円 106.18

6/13、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は4営業日続伸。今週主要中央銀行の金融政策決定会合や、欧州連合(EU)離脱の是非を問う英国民投票を23日に控え、投資家のリスク回避姿勢が強まり、5月中旬以来の高値を付けた。英ポンドが対ドルで2カ月ぶりの安値に沈んだため、ポンド建ての金は1.9%高と3年ぶりの高値となる1オンス=909.83ポンドに上伸した。金現物は米東部時間午後2時58分(1858GMT)時点で、0.6%高の1オンス=1281.96ドル。一時1287ドルの高値を付けた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の先物8月きりの清算値は0.9%高の1286.90ドル。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ観測の後退で、金は今月に入って急伸している。予想より弱い内容の5月の米雇用統計が3日に発表され、この夏の利上げ観測がほぼ消えたことで、それ以降6%上昇している。ダンスケ銀行の上級アナリスト、イェンス・ペデルセン氏は「雇用統計を踏まえると、6月か7月の利上げは織り込まれなくなった。さらに、英国がEUを離脱する可能性も再び浮上しているようだ。この二つが金の恩恵になっている」と分析した。シティは13日付の報告書で、「金はEU離脱に関する世論調査に伴い変動している」と指摘した。[東京貴金属]金は小幅ながらも6営業日続伸。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前週末比7円高の4343円、ほかは3~7円高。日中立ち会いは、前週末10日のニューヨーク金先物相場が、安全資産としての物色買いに続伸した流れを受け継ぎ、高寄りした。その後は、NYの上げ一服や円の引き締まりを眺め、一時マイナス圏に沈んだが、終盤、NYの上昇に追随して切り返した。東京ゴールドスポット100は7円高の4357円。銀は、当ぎりと期先2限月が50銭~80銭安。白金は3日続落。NY安を受け安寄りした後も、円相場の一段高を映し下げ幅を拡大。17年4月先ぎりが61円安の3365円、他限月は53~64円安。パラジウムも、期先2限月が安寄り後、下値を追い、当ぎりを含めた3限月が43~75円安で引けた。

6/11

6/10 金上昇。プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,275.90 +3.20
PT($/oz) 994.20 -9.60
銀(¢/oz) 1,733.00 +6.20
ドル/円 106.93

6/10、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は続伸し、3週間ぶりの高値を付けた。投資家のリスク回避姿勢が、逃避先資産である金への購買意欲を高め、週ベースでは2週連続の上昇に向かっている。経済や金融への懸念に対する保険としてみなされがちな金だが、弱い米雇用統計と目先の米利上げ観測の後退を受けて、上伸した。アナリストらによると、欧州連合(EU)離脱の是非をめぐる英国民投票を23日に控えた神経質な取引により、金価格は向こう2週間、下支えされる公算が大きい。ダンスケ銀行のシニア・アナリスト、イェンス・ペデルセン氏は「市場はもはや、米連邦準備制度理事会(FRB)が来週利上げすることを懸念していない。むしろ英国民投票への懸念が高まっており、これが金需要増を支える可能性がある」と話した。金現物は1808GMT(日本時間10日午前3時08分)時点で0.4%高の1オンス=1273.21ドル。一時、5月18日以来の高値となる1277.70ドルを付けた。金先物8月きりは0.3%高の1275.90ドル。コメルツバンクのアナリスト、ダニエル・ブリーゼマン氏は「FRBが6月と7月の利上げを見送り、正確な指針を示さなければ、ドル安と相まって、金の支援材料になろう」と語った。金相場は金利に非常に敏感。金に対しては、国際的に株安が進行し、日独英の国債10年物利回りが過去最低水準となったことで買いが入った。ANZリサーチは「われわれは依然として年内2回の米利上げを予想しているが、市場は一段とその可能性を織り込まなくなった」とした上で、金が再び強気な局面に入るとの見通しを示した。さらに、「金融緩和、債券利回りのマイナス化、米ドル高一服の可能性などが、金の支援材料になる。一方でアジアの現物需要は一部弱まる」と指摘した。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの金保有高は9日、0.7%増の887.38トンで、2013年10月以来の高水準となった。[東京貴金属]金は5営業日続伸。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比26円高の4336円、ほかが24~29円高。日中立ち会いは、9日のニューヨーク金先物高や円相場の軟化を受け、高寄りした。その後は、決め手難からもみ合っていたが、午後は取引中のNY金の水準切り下げを眺めて、上げ幅を縮小した。東京ゴールドスポット100は24円高の4350円。銀は40~70銭高。8、10月きりは出合いがなかった。白金は続落。終値は、中心限月17年4月先ぎりが36円安の3426円、ほかが25~38円安。安寄りした後、取引中のNY白金の軟調を眺めて下げ幅を拡大した。パラジウムは、約定された10月きりと期先2限月が3~8円安。

6/10

6/9 金上昇。プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,272.70 +10.40
PT($/oz) 1,003.80 -8.20
銀(¢/oz) 1,726.80 +28.30
ドル/円 107.13

6/9、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は米国債利回りの低下や世界的な株安、米連邦準備制度理事会(FRB)利上げ観測の後退などに支援され、3週間ぶり高値に上伸した。相場は、弱い米雇用統計と、直近の利上げ期待を抑制したイエレンFRB議長発言を受け、1.5%高を演じた前日の流れを引き継いだ格好。金は金利上昇に極めて敏感だ。金利上昇は、金利の付かない資産である金の機会費用を高めてしまう。金現物はGMT1942(日本時間10日午前3時42分)時点で、0.6%高の1オンス=1269.66ドル。一時0.8%高の1271.31ドルと、5月18日以来の高水準を付けた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の金先物8月きりの清算値は0.8%高の1272.70ドル。シカゴに拠点を置くRJOフューチャーズのシニア市場ストラテジスト、エリ・テスファエ氏は、テクニカルな買いが今後の価格上昇を示唆していると指摘。「金はテクニカルに上抜けした。長期に及ぶ強気相場の兆候を踏まえれば、5月の高値(1303.6ドル)に戻るだろう」とし、1300ドルの水準を上回ると予想した。同氏はさらに「ドル高なのに金は堅調に推移しており、強地合いを示している」と話した。投資家らは6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げの可能性をほぼ排除しており、7月の利上げの可能性が約26%に低下したことも、金の強気を招いている。ただ、英HSBCはリポートで「金には一段の上昇余地があるが、目先急伸するには阻害要因もある」と指摘。「FRBが市場にサプライズを与え、利上げに踏み切ることで、急速に値を消す可能性は常にある」と、警戒感を示した。[東京貴金属]金は4日続伸。終値は、中心限月の11月先ぎりが前日比21円高の4310円、他の限月は20~27円高。日中立ち会いは、米利上げ観測の後退を背景に、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場が上昇したのを受けて、強気の買いが先行した。その後はNY金相場が上げ一服となり、円相場が引き締まったことから、手じまい売りが出て上げ幅を縮めた。午後は小動きだった。東京ゴールドスポット100は21円高の4326円。銀は上昇。1円80銭~2円30円高で取引を終えた。白金は4日ぶり小反落。中心限月の17年4月先ぎりは4円安の3462円、他の限月は12月きりの2円高を除き5~8円安。NY白金高を眺めて買いが先行したが、その後は勢いが続かず、値を消した。パラジウムは期先2限月だけが約定し、6円安~2円高とまちまち。

6/9

6/8 金・プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,262.30 +15.30
PT($/oz) 1,012.00 +12.60
銀(¢/oz) 1,698.50 +59.10
ドル/円 107.00

6/8、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は1%以上上昇し、3週間ぶり高値となった。米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退し、ドル安が進行したことに支えられた。投資家らは、6月14~15日の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げの可能性はほとんどないと予想。また、7月の利上げの可能性についても、先週末の予想を大きく下回った米雇用統計と、イエレンFRB議長の利上げに慎重な発言を受けて、26%程度に低下している。米ドルは通貨バスケットに対し、5週間ぶり安値を付けた。金現物は一時、1.6%高の1オンス=1263.81ドルと、5月20日以来の高値に上伸。1848GMT(日本時間9日午前2時48分)時点では1.4%高。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の先物8月きりの清算値は、1.2%高の1262.30ドル。MKSのトレーディング部門責任者、アフシン・ナバ氏は「好都合なマクロ経済関連ニュースを踏まえれば、金がさらに20ドル程度上伸することはたやすいだろう。ただ、1290ドルの水準を抜けない限りは新規の需要は入ってこない」と予想した。マッコーリーのアナリスト、マシュー・ターナー氏は「FRBは金融政策の正常化を進めたいのだろうが、経済が実際に鈍化すれば、できないだろう」と述べた。ターナー氏は6月のFOMCでは、米経済見通しはおおむね改善しているが、FRBの利上げが夏季に行われるかどうかは明示しないというイエレン氏の講演内容が繰り返されると指摘した。金は金利上昇に極めて敏感だ。金利上昇は金利の付かない資産である金の機会費用を高める。世界最大の金消費国、中国の金準備は5月、横ばいだった。ただアナリストらは、中国当局が外貨準備の多様化を目指し、金を買い続けると予想している。またABNアムロのアナリスト、ジョーゼット・べーレ氏は、中国、インドや米国といった金の宝飾需要大国でも改善が見込まれると指摘。「米国では貯蓄率が非常に高水準にある。今後、消費者の支出増と貯蓄減を受けて、緩やかに貯蓄率は低下するとみられる。こうした資金の一部が金宝飾の購買につながる可能性がある」との分析を示した。[東京貴金属]金は3営業日続伸。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比4円高の4289円、ほかが1~5円高。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場がほぼ横ばいだったものの、円相場の引き締まりを受け、小反落して始まった。その後、取引中のNY金が水準を切り上げたことから、買い戻しなどが入り、全限月がプラス圏に浮上して取引を終えた。東京ゴールドスポット100は5円高の4305円。銀は小動き。白金は3日続伸。高寄り後、NY相場の上昇を眺め上げ幅を拡大した。17年4月先ぎりは30円高の3466円、他限月が25~34円高で終了した。パラジウムはまちまち。

6/8

6/7 金下落。プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,247.00 -0.40
PT($/oz) 999.40 +2.90
銀(¢/oz) 1,639.40 -5.30
ドル/円 107.36

6/7、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は軟調。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の追加利上げ観測が一段と後退したことが支えとなり、前日に付けた2週間ぶり高値圏にとどまっている。現物は米東部時間午後2時58分(1858GMT)時点で0.1%安の1オンス=1243.43ドル。前日は、5月24日以来の高値となる1248.40ドルを付けた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の先物8月きりの清算値は、40セント安の1247ドル。イエレンFRB議長は6日、米経済についておおむね楽観的な見通しを示し、追加利上げはあると表明した。ただ、ソシエテ・ジェネラルのアナリスト、ロビン・バー氏は「イエレン氏は、利上げの時期を示さなかった」と指摘した。金利がつかない金にとって、利上げは相場の重しとなる。利上げの結果進むドル高も圧迫要因。米セントルイス地区連邦準備銀行のブラード総裁と、アトランタ連銀のロックハート総裁はともに、6月の金融政策決定会合での利上げの可能性をほぼ排除。その後の利上げは可能との見方を示した。ICBCスタンダード・バンクのアナリスト、トム・ケンドール氏は「今後数週間は、金を売る理由はない」と話した。[東京貴金属]金は続伸。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比30円高の4285円、ほかは30~32円高。日中立ち会いは、6日のニューヨーク金先物相場が、低調な内容だった米雇用統計を映し上昇したほか、為替が円安・ドル高方向に進んだことから買い先行で始まった。その後、NY相場が下落する一方、円が軟化するなど強弱材料が交錯し、もみ合った。東京ゴールドスポット100は30円高の4300円。銀は、夜間で約定した12月きりの20銭安を除き、20銭~50銭高と小幅高。8月きり、10月きりは出合いがなかった。白金は続伸。終値は、中心限月17年4月先ぎりが51円高の3436円、ほかは44~55円高。NY高と円安を背景に買い優勢に始まり、その後も円の軟化から堅調を維持した。パラジウムは、14~27円高。8月当ぎりと12月きりは取引が成立しなかった。

6/7

6/6 金・プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,247.40 +4.50
PT($/oz) 996.50 +14.60
銀(¢/oz) 1,644.70 +8.20
ドル/円 107.52

6/6、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場はほぼ横ばい。一時2週間ぶり高値まで上昇したが、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が依然として緩やかな利上げを予測していると発言したことを受け、値を消した。米東部時間午後1時53分(1753GMT)時点で、0.02%高の1オンス=1224.31ドル。一時、先月24日以来の高値1248.40ドルを付けた。前週末は弱い米雇用統計で利上げ観測が後退し、金は2.8%上昇した。イエレン議長は6日の講演で「経済の良い要素が、悪い要素を上回っている」として、利上げは行われる見通しだと述べた。ただ、雇用の状況は注視する必要があると指摘した。BMOキャピタル・マーケッツのタイ・ウォン氏は「イエレン議長の注意深い言葉選びで、金相場は維持され、他の相場もほぼ動かなかった。おそらくそれが意図するところだったのだろう」と説明した。利上げは金利がつかない金の魅力が薄れる上、ドル高により金などのドル建て資産の割高感が増すことにつながる。金先物8月きりの清算値は0.4%高の1247.40ドル。[東京貴金属]金は4営業日ぶりに反発。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前週末比36円高の4255円、ほかは33~36円高。前週末のニューヨーク金先物相場は、低調な米雇用統計を受けた早期利上げ観測の後退を背景に、急反発。この地合いを引き継ぎ、日中立ち会いは高寄りした。その後、朝方急騰した円は緩んだものの、NYが利食い売りに伸び悩んだことから、上げ幅を縮小した。東京ゴールドスポット100は36円高の4270円。銀は期先と当ぎりが堅調。白金はNY高を眺め、4営業日ぶりに反発。17年4月先ぎりが37円高の3385円、他限月は26~37円高で取引を終えた。パラジウムは、期先がしっかり。

6/4

6/3 金・プラチナ上昇。
終値
金($/oz) 1,242.90 +30.30
PT($/oz) 981.90 +21.80
銀(¢/oz) 1,636.50 +34.00
ドル/円 106.58

6/3、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は2%超上昇した。このまま推移すれば、1日の上げ幅としては7週間ぶりの大きさとなる。米雇用統計が市場予想を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げに動けないとの観測が広がったのが背景。米労働省が発表した5月の雇用統計によると、雇用の伸びは5年超ぶりの小ささだった。これにより、FRBが追加利上げに踏み切るのは困難になった可能性がある。利上げ観測を背景に、金相場は5月30日に3カ月半ぶり安値の1199.60ドルまで下落していたが、雇用統計の発表を受けて大きく値を上げた。現物は米東部時間午後2時19分(1819GMT)時点で2.5%高の1オンス=1240.70ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物8月きりの清算値は2.5%高の1242.90ドル。HSBCセキュリティーズ(ニューヨーク)の主任金属アナリスト、ジェームズ・スティール氏は「金相場の雰囲気は良くなっている。債券利回りの急落とドル安、株安が要因であることは明確だ」と指摘。欧米株、ドル、原油価格、債券利回りはいずれも米雇用統計発表後に下落している。ABNアムロのアナリスト、ジョルジェット・ボーレ氏は「非農業部門の就業者数の増加幅急減はドル相場にマイナスで、金相場にはプラス。早期の利上げ観測は明らかに後退しており、貴金属相場は一段と上昇するだろう」と語った。[東京貴金属]金は3日続落。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比29円安の4219円、ほかは24~32円安。日中立ち会いは、2日のニューヨーク金先物が、対ユーロでのドル高に圧迫されて続落した流れを引き継ぎ、売り先行で始まった。その後は、取引中のNY金の堅調を映して下げ幅を縮小する場面もあったが、午後は円の引き締まりを眺め、押し戻された。東京ゴールドスポット100は32円安の4234円。銀は10~30銭安。8~12月きりは取引が成立しなかった。白金も3日続落。終値は、17年4月先ぎりが58円安の3348円、他限月は53~64円安。安寄り後、いったん下げ幅を縮めたが、円高・ドル安に圧迫され、日中始値水準まで売られた。パラジウムは、期先3限月が42~50円安で取引を終えた。

6/3

6/2 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,212.60 -2.10
PT($/oz) 960.10 -11.80
銀(¢/oz) 1,602.50 +9.80
ドル/円 108.88

6/2、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場はほぼ横ばい。欧州中央銀行(ECB)によるインフレ見通しの上方修正が限定的だったことを受け、ドルが上昇に転じた一方、5月の米雇用統計発表を控えて投資家が慎重な姿勢を維持した。ECBは主要政策金利の据え置きを決定。ドラギ総裁は、インフレ率が向こう数カ月間にわたって引き続き極めて低い水準かマイナス圏で推移する可能性があるとの見方を示した。現物は米東部時間午後1時54分(1754GMT)時点で0.1%安の1オンス=1210.96ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物8月きりの清算値は0.2%安の1212.60ドル。USバンクウエルス・マネジメント(シアトル)の上級投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏は「米連邦準備制度理事会(FRB)やドルのトレンドがどのようなものか明確になるまで、ある種のレンジ内の値動きだ」と指摘。「イエレン議長やFRBの動きに対する見方が変わる新たな情報はなく、あすの米雇用統計が大きなニュースになる」と語った。投資家は現在、3日に発表される米国の非農業部門の就業者数に注目している。堅調な内容であれば、14、15の両日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が強まる可能性がある。ジュリアス・ベアのアナリスト、カーステン・メンケ氏は「夏の利上げの可能性が一段と高まるかどうか確証を求めている」と述べた。[東京貴金属]金は続落。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比34円安の4248円、ほかが34~41円安。日中立ち会いは、米早期利上げ観測に伴うニューヨーク金先物相場の下落や為替の円高・ドル安を受け、手じまい売りなどが先行して始まった。その後、円相場の引き締まりを眺め、水準を切り下げた。東京ゴールドスポット100は、34円安の4266円。銀は小安い。白金は続落。終値は、17年4月先ぎりが47円安の3406円、ほかが36~48円安。安寄り後、円の引き締まりに下げ幅を広げた。パラジウムは、期先2限月が小幅安。

6/2

6/1 金・プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,214.70 -2.80
PT($/oz) 971.90 -8.50
銀(¢/oz) 1,592.70 -6.70
ドル/円 109.51

6/1、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は反落した。5月の米製造業景況指数や米国株の上昇を受け、ドルが一時的に下げ幅を縮小したのが背景。現物は米東部時間午後2時50分(1850GMT)時点で0.4%安の1オンス=1210.31ドル。ここ11営業日中、10営業日で下落している。金相場は5月に入って約6%安となっており、下げ幅としては半年ぶりの大きさ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物8月きりの清算値は0.2%安の1214.70ドル。ETFセキュリティーズのアナリスト、ニテシュ・シャー氏は「(米)利上げが7月までに行われるとの観測が強まっており、地合いを圧迫している」と指摘。「短期的に利上げでドルは上昇し、金相場は下落するだろう」と語った。米ドルは対円で2週間ぶり安値水準まで下げたが、米製造業指数の発表を受け、ユーロ、円、スイス・フランに対して下げ幅を縮小した。RJOフューチャーズのシニア商品ブローカー、フィリップ・ストレイブル氏は「ドルが下落したことで金相場は上昇したはずだ」と分析した。金相場は年初来15%近く上昇した。ただ、4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表を受けて金融引き締めの観測が広がった後、反落している。[東京貴金属]金は反落。終値は、中心限月の2017年4月先ぎりが前日比39円安の4282円、他限月が35~41円安。日中立ち会いは、円相場の上昇を眺めた売りが先行、軟調に始まった。その後、取引中のニューヨー金相場の堅調推移を受け、プラス圏に浮上する場面もあったが、円高の進行を背景に再び売りが膨らみ、この日の安値圏で取引を終えた。東京ゴールドスポット100は42円安の4300円で終了した。銀は、10銭~1円30銭安で大引けた。白金も反落。円相場の上昇を受けた売りに押され、17年4月先ぎりは54円安の3453円、他限月が54~60円安で取引を終えた。パラジウムは期先2限月が25~33円安。

5/28

5/27 金上昇。プラチナ下落。
終値
金($/oz) 1,217.50 +0.80
PT($/oz) 980.40 -1.80
銀(¢/oz) 1,599.40 -27.50
ドル/円 110.72

5/31、[NY金市況]ニューヨーク市場の金相場は反発。ただ、ドル高や米利上げ観測を背景に、5月は月間で2015年11月以来の下げ幅を記録する流れになっている。現物は米東部時間午後2時38分(1838GMT)時点で1%高の1オンス=1216.80ドル。月間では5.9%安となる見込み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物8月きりの清算値は0.80ドル高の1217.50ドル。4月の米個人消費支出は6年超ぶりの高い伸びを記録。経済成長の加速が示唆された。CIBCキャピタル・マーケッツのロイス・メンデス氏は「消費支出の改善で、第2四半期(の経済成長)は弾みがつくだろう。しかし、コアPCE(個人消費支出)インフレが勢いを欠いたことは、米連邦準備制度理事会(FRB)は6月の利上げを急いでいないことを意味する」と分析した。金は4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、早期の米利上げ観測が高まって以来、下落圧力にさらされている。ABNアムロのジョルゲッテ・ボエル氏は「米国の成長観測が上向き、FRBが利上げに積極的になれば、年初来安値を更新するかもしれない。ただ、その公算は大きくない」と予測。次の下値支持線は200日間移動平均の1163ドルとの見方を示した。[東京貴金属]金は3営業日ぶりに反発。終値は、中心限月2017年4月先ぎりが前日比37円高の4321円、ほかは36~39円高。日中立ち会いは、ポジション調整の買いが先行して始まった。その後も、円相場が東京商品取引所の取引開始時に比べ引き緩んだほか、ニューヨーク金先物相場の下げ渋りを眺め、上げ幅を広げた。東京ゴールドスポット100は37円高の4342円。銀は、10月きりが20銭安、ほかは50~70銭高。8月きりは出合いがなかった。白金も3日ぶり反発。終値は、中心限月17年4月先ぎりが53円高の3507円、ほかは46~60円高。NYの水準切り上げや円の軟化を眺め、高寄り後も堅調に推移した。パラジウムは36~44円高。8月きりと12月きりは約定されなかった。

ページの先頭へ