金 4,615円 (+51)

プラチナ 4,318円 (+14)

10月22日、ニューヨーク市場の金相場はテクニカルな買いに加え、最近の相場下落を背景にインドで現物需要が改善していることを受けて反発した。アナリストらは一部投資家は24日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明待ちで手控えており、50日間移動平均線を割り込めば一段安につながっていたとの見方を示している。HSBCの金属アナリスト、ジェームズ・スティール氏は「相場は1720ドルの下値支持線の水準に近づいており、持続的にこの水準を割り込めば目先はさらなる手じまい売りが誘発される」との見方を示した。米連邦準備制度理事会(FRB)が導入した追加金融緩和措置の効果が薄れたため、相場は先週、週間ベースとしては6月下旬以降で最大の下落率となっていた。米商品先物取引委員会(CFTC)の統計によると、COMEX金先物市場での買い持ちは先週、8%減少しており、ヘッジファンドや大口の投機筋が、少なくとも当面は金市場から遠のいている兆候が示されている。市場の関心は、今週のFOMCが外為市場や金融市場全般に与える影響に移っている。FRBは今回のFOMCでは新たな対策を打ち出さない公算が大きいが、その声明にはなお注目が集まりそうだ。ディーラーらによると、現物市場では、アジアの宝飾市場で小口の買いが見られた。主要消費国であるインドでは、ヒンズー教の祝祭期中に金の購入が拡大する可能性が高い。東京貴金属の金相場は続落。先週末19日のニューヨーク金先物相場の急落を映し、手じまい売り先行で始まった。ただ、その後は取引開始時点と比べ為替相場が円安・ドル高方向に振れたことや、NY時間外が水準をじりじりと切り上げたのを眺めて買い戻され、下げ幅を縮めた。