金 4,564円 (-56)

プラチナ 4,304円 (-70)

10月19日、ニューヨーク市場の金相場は大幅続落し、3カ月以上ぶりの下げ幅となった。テクニカルな売りや、世界的な景気不透明感による米株の急反落に打撃を受けた。一時、節目である50日移動平均を割り込んだが、ここが下値支持水準となっている模様。週足では約2%安。9月に米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE3)を発表して以来の上昇分は、これまでに全て消えた。インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズLLCの貴金属トレーダー、フランク・マクギー氏は、「QEによる緩和で相場がかなり上昇すると期待して買いに走った人たちは退場しつつある」と語った。一部のトレーダーは、利食い売りがさらに金を圧迫する可能性があるとみている。ドイツのメルケル首相が、ユーロ圏債務危機解決に向けた欧州安定機構(ESM)の活用に制約を設ける発言を行ったことも弱材料だった。東京貴金属の金相場は4日ぶりに反落。前日のニューヨーク金先物相場安を映し、手じまい売り先行で始まった。その後もNY時間外が水準を切り下げたのを眺め、じり安歩調をたどった。