金 4,623円 (+13)

プラチナ 4,419円 (+60)

10月17日、ニューヨーク市場の金相場は、今週前半の急落から少し値を戻す形で反発した。ドルが対ユーロ相場の2日続落、9月の米住宅着工件数の大幅増に反応した。米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、スペイン国債の格下げを見送り、同国経済の先行き見通しが楽観されたことを背景に堅調だった。HSBCの金属アナリスト、ジェームズ・スティール氏は、「最近の金価格の調整はそろそろ終わりそうだ。主要な金上場投資信託(ETF)には新たな手じまい売りがなく、ここ数日は新興国市場からの需要が増えている」と話した。RBCキャピタル・マーケッツのバイスプレジデント、ジョージ・ゲーロ氏によると、取組高の減少はショートカバーと手じまい売りのほか、より好調な株式市場へファンド資金が流れていることが重なった結果という。金はS&P500種株価指数とともに上昇。米商務省発表の9月の住宅着工件数が前月比15%増加し、2008年7月以来の水準となったことが背景。東京貴金属の金相場は続伸。ニューヨーク金先物相場の上昇を受け、買い戻しなどが先行して始まった。その後、手じまい売りに上げ幅を削る場面もあったが、大引けにかけては全般に堅調に推移した。