金 4,575円 (-58)

プラチナ 4,316円 (-106)

10月12日、ニューヨーク市場の金相場は反落。下落率は1%近くに達し、2カ月超ぶりの大きさとなった。金相場は米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和策によって押し上げられてきたが、消費者景況感や雇用関連指標の改善を受け、FRBが緩和姿勢を後退させるとの思惑が広がった。RJオブライエンの上級商品ブローカー、フィリップ・ストライブル氏は「米経済には幾分改善が見られつつあり、量的緩和の期間も当初の予定ほど長くはならないかもしれない」と述べた。また、「インフレヘッジで金を買っていた投資家は市場から資金を引き揚げ始めている」という。ロイター・米ミシガン大学が発表した10月の消費者景況感指数(暫定値)が、5年ぶりの高水準に上昇したことを背景に金相場は下落。11日には週間新規失業保険申請件数が予想外の減少を示し、約4年ぶりの低水準となる7.8%まで低下した9月の失業率と合わせ、労働市場の回復を印象付けた。一部アナリストは、来年初めにかけて減税措置の期限切れと自動的な歳出削減が重なる「財政の崖」をめぐる不透明な見通しや、欧州債務危機を理由に金相場が反発すると見込んでいる。東京貴金属の金相場は4日ぶりに反発。前日のニューヨーク金先物相場の上昇を受け、手じまい買いが先行して始まった。その後は同時間外が上げ幅を縮めたのを眺め、上値重く推移した。