金 4,633円 (+45)

プラチナ 4,422円 (+78)

10月11日、ニューヨーク市場の金相場は、米株価や他の商品相場に追随して上昇した。11日発表された米国の週間新規失業保険申請件数が大幅に減少したことが支援材料となり、金相場は5日ぶりに反発した。6日までの1週間の米新規失業保険申請件数は4年半ぶりの低水準で、前週比で3万件の減少と、予想外の大幅な落ち込みとなった。これを受けた経済面での楽観ムードが金相場を押し上げた。サーハン・キャピタルのアダム・サーハン最高経営責任者(CEO)は「金は他の高リスク資産と非常に似たような動きをしている。いかなる健全な内容の経済統計も、金や他の高リスク資産への需要を押し上げるのに役立つ」と語った。ユーロ建ての金相場は4営業日続伸し、過去最高値まであと1%以内のところまで迫った。経済情勢が不透明な欧州で、安全な投資先として金が買われていることが浮き彫りになっている。金はユーロに足並みをそろえて上昇。米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がスペインの格付けを投資適格級では最下位に引き下げたが、ユーロには響かなかった。アナリストらによると、景気減速見通しは既に金融市場に織り込まれているという。東京貴金属の金相場は弱もちあい。円相場の引き締まりを受けた手じまい売りに、軟調に始まった。その後、ニューヨーク金時間外相場の強含み推移を眺めてプラス圏に浮上する場面も見られたが、円の対ドル相場が一時、1ドル=77円台に突入するなど円高が進行したことから、4限月がマイナス圏で終了した。