金 4,700円 (+39)

プラチナ 4,531円 (+92)

10月4日、ニューヨーク市場の金相場は続伸し、一時11カ月ぶりの高値を付けた。欧州中央銀行(ECB)が政策金利据え置きを決めるとともに、国債購入策を通じて利回り上昇を抑止する姿勢を示したことで、インフレヘッジの手段としての金の魅力が高まった。市場は1オンス=1800ドルをしっかりと視野に入れている。白金相場は、南アフリカの鉱ストが収まる気配がなく、減産の恐れがあるとして急伸した。ECBのドラギ総裁は、スペインなどユーロ圏重債務国の国債購入の準備が全て整ったとした上で、購入のための条件は懲罰的なものとする必要はないと述べた。メルク・ファンズの最高投資責任者(CIO)、アクセル・メルク氏は「ドラギ総裁は市場崩壊を確実に回避したい意向だ。何か本当に悪いことが起きるリスクを減らす動きで、金市場にはプラスだ」と述べた。景気刺激に前向きなドラギ総裁のコメントを好感し、ブレント原油が約4%反発。これにつれて株式や商品相場が上昇するとともに、ドルがユーロに対し約1%下落したことも、金相場を支えた。東京貴金属の金相場は反発。ニューヨーク相場高を受けた手じまい買いに高寄りした。上げ一巡後は利食い売りが徐々に優勢となり、上げ幅を削った。