金 4,565円 (-27)

プラチナ 4,232円 (-17)

9月25日、ニューヨーク市場の金相場は、オプション満期やユーロ圏債務危機に対する新たな懸念を背景に売りが出て、不安定な商いの中をジリ安となった。財政緊縮策に対する大規模デモがスペインで起きたことで、約3年間にわたるユーロ圏債務危機への不安が再燃した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、国債買い入れ対策について正当性を強調し、今や断固とした政策を各国政府が実行できるかにかかっていると述べた。各国中央銀行が金融緩和策を講じることで信用の流動性を維持するとの期待から金相場は急騰、9月に入ってからもなお4%高となっている。RJオブライエンの上級商品ブローカー、フィリップ・ストライブル氏は、「金は引き続き、値固めの展開になる公算が大きい。欧州は急に情勢が悪化する可能性があり、このことが現行の高い水準でも買われ過ぎている金相場を押し下げるかもしれない」と述べた。また金相場は、韓国とパラグアイが7月に金準備を大幅に拡大させたとの報道にも引き続き支えられた。東京貴金属の金相場は小幅続落。ニューヨーク金時間外相場の上昇を受け、買い戻しなどが先行、小反発して始まった。ただ、買い一巡後は同時間外の上げ幅縮小や、円相場の引き締まりを眺めた手じまい売りに押され、全限月がマイナス圏に沈んだ。