金 4,592円 (-16)

プラチナ 4,249円 (+11)

9月24日、週明けのニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、欧州債務不安を背景に対ユーロでドル高が進行したことから反落。スペインの支援要請の遅れやギリシャ情勢の先行きに対する警戒感が一段と強まったほか、ドイツのIFO経済研究所が発表した9月の景況感指数が101.4と5カ月連続で低下した。一連の悪材料を背景に、外為市場では対ユーロでドル高が進行。このため、ドル建ての金相場は相対的な割高感から売られた。また、前週までの急伸を受けた利益確定売りや調整売りも目立った。東京貴金属の金相場は反落。ニューヨーク金時間外の下落を受け、買方の手じまい先行で始まった。寄り後も売りが継続して下げ幅を広げたが、午後に入ると、NY時間外の下げ渋りを眺め、一時、やや値を戻した。