金 4,635円 (-13)

プラチナ 4,295円 (+7)

9月19日、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、為替相場や日本の追加緩和を材料に上下動した後、前日終値と横ばいの水準で取引を終えた。ただ、電子取引では日銀の政策発表を受けて一時1781.80ドルと、2月末以来6カ月半ぶりの高値を付けた。米国に続き日本でも金融緩和の追加が決まったため、流動性の増加を歓迎して未明の時間外取引中に一段高に上伸した。また、リスク選好の高まりを受けて外為市場ではユーロ買いが進行。このため、ドル建てで取引される金塊相場も割安感から買われた。ただ、その後はユーロが下落。スペイン財政問題や、最近の上伸を受けた調整の動きなどで売られたため、金塊相場も高値圏から値を消した。しかし、市場で日米の金融緩和によるインフレ懸念が強まる中で下げ幅は限定的で、その後再びユーロ買いの動きが戻ったことも金塊相場を下支えする中、プラス圏を確保して取引を終えた。また、この日は原油相場の急落が金塊など他の商品相場の頭を抑えたもよう。原油は米在庫の大幅増に加え、サウジアラビアの増産や米戦略石油備蓄(SPR)の放出観測などで売り込まれた。東京貴金属の金相場は3営業日続伸。ニューヨーク金先物相場高を眺めた手じまい買いに高寄りし、昼以降は日銀の追加金融緩和決定を受けた円安・ドル高を映し、ジリ高歩調となった。