金 4,508円 (-21)

プラチナ 4,162円 (-19)

9月10日、週明けのニューヨーク市場の金相場は利益確定売りが先行し小幅安。ただ、先週末に発表された米雇用統計が低調だったため、12~13日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加緩和が打ち出されるとの観測が高まる中、引き続き6カ月ぶりの高値近辺で推移した。先週発表された欧州中央銀行(ECB)によるユーロ圏重債務国の国債購入計画や、米連邦準備制度理事会(FRB)の景気刺激策への期待から3週間続伸していた金相場だったが、中国の貿易統計が弱く売りが誘われた。また、米商品先物取引委員会(CFTC)が7日発表した投機筋の金先物の持ち高が1年ぶりの高水準となったことを受け、一部投資家が利益食いを出した。S&PキャピタルIQのチーフテクニカルストラテジスト、マーク・アービター氏は、「金相場は日足ベースで買われ過ぎの状態にあり、いつ後退しても意外ではない。1オンス=1800ドルをつければ、数週間にわたりもみ合い商状となる可能性がある」と説明した。東京貴金属の金相場は3営業日続伸。先週末のニューヨーク金相場高を受け、売方の手じまいや強気買いが先行して始まった。その後もNY時間外の堅調推移を背景に上げ幅を拡大したが、大引けにかけて利食い売りに伸び悩んだ。