国内公表(買取価格1gあたり)
金 4,791円 (-10)
プラチナ 3,683円 (0)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,262.60ドル (-2.10)
NYプラチナ 974.50ドル (+2.90)

海外金市況コメント

8/8、ニューヨーク市場の金相場は下落。6月の米JOLTS(求人労働移動調査)求人件数が市場予想を上回り好調な内容となったことで、ドルが対ユーロで堅調に推移し金は下落した。市場関係者の間では10日の米卸売物価指数(PPI)と11日の米消費者物価指数(CPI)の発表待ちで様子見ムードが強まっている。RJOフューチャーズの上級商品ブローカーのフィリップ・ストレイブル氏は「米求人数は期待以上だった。この統計結果がドルを引き上げ、金相場には圧力となった」と述べた。スコシア銀行はノートで「金融政策が引き締め方向に向かっていることを考えると、強気の相場は、今後のリスク増大に対する備えとして、投資家が金を買い増している警告かもしれない」と指摘した。