国内公表(買取価格1gあたり)
金 4,786円 (-6)
プラチナ 3,667円 (-15)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,245.00ドル (-8.70)
NYプラチナ 951.60ドル (-0.90)

3/30、ニューヨーク市場の金現物相場はドル高を背景に反落した。ただ、下げ幅は英国の欧州連合(EU)離脱や近づくフランスの大統領選挙をめぐる経済的な不確実性によって限定的だった。
 金現物は米東部時間午後1時54分(1754GMT)時点で、0.5%安の1オンス=1245.41ドル。米市場の先物は0.7%安の1245ドル。今年、欧州での選挙で極右が伸長する可能性があるほか、メイ英首相が29日、正式にEU離脱手続きに着手したことが、ドル高の影響を減じ、安全投資先としての金の魅力を増した。
 ナティクシスの貴金属アナリスト、バーナード・ダーダ氏は「仏大統領選の第1回投票で、(極右の)ルペン氏が予想以上に支持を集めれば、金は後押しされる可能性がある」と見通した。
 一方、ANZのアナリスト、ダニエル・ハイネス氏は「市場は、英国がEU基本条約(リスボン条約)50条に基づき脱退通知を行ったのを比較的スムーズだったと見ているようだ。しかし、悪いことはこれからだと思う」と述べた。
 東京貴金属の金は4営業日続伸。終値は中心限月2018年2月先ぎりが前日比5円高の4458円、ほかが2~7円高。日中立ち会いは、取引中のニューヨーク金先物相場が前日の東京市場大引け時を上回ったことから、買いが先行して始まった。その後は円相場とNY金を眺めてもみ合ったものの、朝方に比べると上げ幅を縮小して取引を終えた。ゴールドスポットは7円高の4469円。銀は約定した6月きりと期先2限月が40~60銭高。
 白金は反発。終値は中心限月18年2月先ぎりが12円高の3416円、ほかが5~20円高。高寄り後も堅調に推移したが、NYの水準切り下げを眺め、上げ幅を削った。プラチナスポットは21円高の3429円。パラジウムは約定した6月きりと期先2限月が21円安~25円高。