国内公表(1gあたり)
金 4,792円 (+15)
プラチナ 3,682円 (+21)
NY市場(ドル/トロイオンス)
NY金 1,253.70ドル (-1.90)
NYプラチナ 952.50ドル (-4.90)

3/29、ニューヨーク市場の金現物相場は小幅上昇し、週明け27日に付けた1カ月ぶり高値近くで推移している。英国の欧州連合(EU)離脱やフランス大統領選、トランプ米大統領の経済政策をめぐる不透明感が、安全資産としての買いを誘った。米東部時間午後2時27分(1827GMT)時点では、0.05%高の1オンス=1252.2ドル。ニューヨーク市場金先物の清算値は0.2%安の1253.70ドル。
 英国のメイ首相は29日、EU離脱を正式に通告。EUの結束を試す交渉が今後数年間にわたり行われることになる。RJOフューチャーズ(シカゴ)の上級市場ストラテジスト、ボブ・ハーバーコーン氏は「金相場を現在の水準に押し上げているのは、政治的な不透明感だ。特に仏大統領選が近い欧州情勢の影響が大きい」と指摘。「30日の(米国の)GDP(国内総生産)統計が出れば、より方向感がはっきりするだろう」と話した。ドル高が進み、金相場の上値を抑えた。
 米シカゴ連銀のエバンズ総裁が年内1~2回の追加利上げを支持すると語ったのを受け、ドルは3日続伸している。ドル高はドル建ての金相場にとっては割高感につながるため、下押し材料となる。
 東京貴金属の金は3営業日続伸。終値は中心限月2018年2月先ぎりが前日比7円高の4453円、ほかが1~8円高。日中立ち会いは、円相場の軟化を受けて高寄りした後、NYが小動きの中、円が引き締まったことから、上げ幅を縮めた。ゴールドスポットは1円高の4462円。銀は約定した3限月が20銭~30銭高で取引を終えた。
 白金は下落。18年2月先ぎりは36円安の3404円、ほかが36~40円安。NY安を映して安寄りした後、決め手を欠いてもみ合った。プラチナスポットは37円安の3408円。パラジウムは7円安~12円高。