金 4,774円 (-12)

プラチナ 3,697円 (-50)

NY金 1,249.70ドル (+3.20)

NYプラチナ 961.90ドル (-9.50)

3/22、ニューヨーク市場の金現物相場は続伸し、一時約3週間ぶり高値を付けた。トランプ米大統領の経済政策をめぐる不透明感を背景に、ドルが7週間ぶり安値まで下落したほか、国債利回りも低下したのが要因。金現物は米東部時間午後2時43分(1843GMT)時点で、0.4%高の1オンス=1249.98ドル。一時、2月28日以来の高値となる1251.26ドルを付けた。
 米市場の金先物は0.3%高の1249.70ドル。トランプ大統領や共和党議会指導部は医療保険制度改革(オバマケア)の改廃法案可決に向け、十分な支持を得られていないようだ。法案は23日に下院で採決される予定。TDセキュリティーズのアソシエート・コモディティー(商品)ストラテジスト、ライアン・マッケイ氏は「法案は恐らく可決されないということを市場に対してより明確にしていると思う」と指摘。その上で「これにより、米連邦準備制度理事会(FRB)は利上げペースに関してより慎重になる可能性がある」と語った。
 アナリストやトレーダーによると、トランプ政権が具体的な政策を欠いていることで、安全資産としての金の魅力が高まっている。10年物米国債利回りは2月28日の水準まで低下しており、米国債利回りの一段の低下も金相場にとっては支援材料となっている。金相場は15日に付けた安値から約50ドル上昇している。
 東京貴金属の金は反発。終値は、中心限月2018年2月先ぎりが前日比11円高の4453円、ほかが11~14円高。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル安進行を背景に大幅続伸したのを受け、高寄りした。その後、NY金と為替相場がともに動意を欠く中、もみ合いが続いた。ゴールドスポットは14円高の4465円。銀は小動き。約定しなかった4、8月きりを除き、30銭安~90銭高で大引けた。
 白金は3営業日続落。NY相場の軟化を映し、18年2月先ぎりが4円安の3469円、、ほかが6月きりの3円高を除き、3~11円安で取引を終えた。プラチナスポットは12円安の3473円で取引を終えた。パラジウムは4月当ぎりと期先2限月が12円安~43円高。