金 4,773円 (-5)

プラチナ 3,768円 (+27)

NY金 1,234.00ドル (+3.80)

NYプラチナ 972.40ドル (+9.40)

3/20、ニューヨーク市場の金現物相場は2週間ぶり高値に上伸した。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議における米政権の保護主義的なスタンスを受けたドル安が背景。金現物は1814GMT(日本時間午前3時14分)時点で、0.44%高のオンス当たり1233.92ドル。一時6日以来の高値となる1235.50ドルを付けた。
 米市場の金先物は0.3%高の1234.00ドル。RJOフィーチャーズのシニア商品ブローカー、フィリップ・ストレイブル氏は「金相場は一段高になり、1250ドルの水準を目指す」と予想。「米連邦準備制度理事会(FRB)がそれほど利上げに積極的だとは思わない。英国の欧州連合(EU)離脱をめぐっては不透明感が強く、ロシアをめぐる問題も浮上している」と語った。
 コミー米連邦捜査局(FBI)長官がロシアの米大統領選挙介入で、トランプ陣営の関与を捜査していると発言したことを受け、金相場は変動した。G20が長年の慣行となっている自由貿易指示を取り下げたこともリスク志向の冷や水となり、株価やドル、原油を圧迫。投資家らは安全資産とされる金に買いを入れた。金相場は先週15日のFRB金融政策発表前に付けた直近安値から35ドル以上上伸した。
 独コメルツバンクはリポートで「連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げにそれほど前向きではないハト派的な見通しが、依然として相場に響いている」と分析。「投機筋はFOMC前、ネットのロング・ポジションを圧縮していたが、金に舞い戻っている」と指摘した。
 ロイター通信のテクニカル・アナリスト、ワン・タオ氏は、金現物の上値抵抗線を1237ドルとした上で、この水準を抜ければ1243ドルまで上げる可能性があるとの見方を示した。