金 4,752円 (-15)

プラチナ 3,722円 (-20)

NY金 1,203.10ドル (+1.70)

NYプラチナ 941.20ドル (+3.00)

3/13、ニューヨーク市場の金現物相場は、ほぼ横ばい。目先の米利上げ見通しが、先週付けた約5週間ぶり安値近辺にとどめた。一方、欧州での選挙が不透明感をもたらし、投資家の買いを呼び込んだ。金現物は米東部時間午後3時08分(1908GMT)時点で、0.01%安の1オンス=1204.30ドル。先週末10日には1月31日以来の安値を付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月きりの清算値は、0.1%高の1203.10ドル。投資家は15日投票のオランダ下院選に注目している。欧州統合に懐疑的な政党が勝利する可能性は低いとみられているものの、選挙で多数の票を獲得すれば、4月と5月の仏大統領選挙が予想外の結果になるとの臆測が強まるかもしれない。15日は米連邦準備制度理事会(FRB)政策会合の2日目でもある。広く予想されている利上げ決定はドルを押し上げ得る。ドルが上がれば、ドル建てのコモディティーが米国以外の企業にとって割高になる。オックスフォード・エコノミクスのアナリスト、ダニエル・スミス氏は「FRBの利上げはかなり織り込まれている」と指摘。「より金利が高い時期は、金相場への圧力を意味する傾向がある」と述べた。FRB声明は、米東部時間15日午後2時(1800GMT)に発表され、その後会見が1830GMTに予定されている。米政策当局者らの考えに変化はないかを見極めるためにこれらは精査されよう。買い持ちの見方を維持し、金の目標価格を1300ドルとするUBSウェルス・マネジメントのアナリスト、ウェイン・ゴードン氏は「議論はFRBのドット(チャート)に移る」と説明。15日公表されるFRB政策当局者らの政策金利見通し(ドットチャート)について「ドットが上昇し、今週のFRBの四半期見通しの中央値が4回(利上げ回数)になると予測する向きもある。しかし、われわれは今年の利上げ回数予想が3回のまま変わらないと考える」と語った。トレーダーによると、金が上値方向に一段と進むには55日移動平均の1209ドルを上回って引ける必要がある。下値方向のサポートは心理的節目の1200ドルのままだ。東京貴金属の金は続伸。終値は、中心限月2018年2月先ぎりが前週末比12円高の4438円、他限月は12~15円高。日中立ち会いは、円高に頭を押さえられながらも、ニューヨーク金先物相場が、前週末の東京商品市場の取引終了時点に比べ、水準を切り上げたことから、小高く始まった。その後は、NY、円相場ともに小動きで決め手を欠き、小幅レンジで推移したが、引けにかけNYの引き締まりを眺め、おおむねこの日の高値圏で取引を終えた。東京ゴールドスポット100は15円高の4449円。銀は期中以降が40銭安~40銭高。白金は総じて反発。NY高を受け高寄りした後も、NYの堅調を眺め、8月きりを除き上伸した。18年2月先ぎりが13円高の3480円、他限月は8月きりが23円安、ほかは9~13円高。パラジウムは期先3限月が18円安~8円高とまちまちで引けた。