金 4,845円 (-41)

プラチナ 3,906円 (-86)

NY金 1,232.90 (-17.10)

NYプラチナ 989.90 (-29.00)

3/2、ニューヨーク市場の金相場は続落。堅調な米経済指標や、米連邦準備制度理事会(FRB)関係者の利上げに前向きな発言を受け、ドル高が進行したほか、3月のFRB利上げ期待も高まった。金現物は1854GMT(日本時間午前3時54分)時点で、1.3%安のオンス当たり1232.61ドル。米市場先物の清算値は1.4%安の1232.90ドルだった。米週間失業保険申請件数は44年ぶりの低水準となった。労働市場の逼迫(ひっぱく)は、インフレ上昇と相まって、3月14、15の両日の連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBの利上げ断行を後押しする可能性がある。サクソ銀行の商品戦略部門責任者、オーレ・ハンセン氏は「短期的リスクは恐らく、下振れだ。過去2回の利上げでは、金相場は当初下落したが、その後上伸に転じた。再びそうなるだろう」と話した。ブレイナードFRB理事は2日、世界経済の改善と確固とした米経済の回復を背景に、FRBの利上げが「間もなく適切になる」としたほか、パウエル理事も3月利上げの可能性を示唆した。USバンク・ウェルス・マネジメントの上級投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏は「3月利上げの可能性があるようだ」とした上で、「金取引が手控えられている」と話した。イエレンFRB議長とフィッシャー副議長が3日に講演し、FRBの金融政策動向について一層のシグナルを示すとみられる。このほか、株高とドル高も金の圧迫要因だ。一方で投資家らは引き続き、金を世界的な不透明感とインフレ上昇に対するヘッジと見なしており、金相場の修正は大きくなさそうだ。ABNアムロは2017年末の金相場見通しを200ドル引き上げ、1300ドルとした。ただ、年後半に上昇に転じるまでは調整局面入りする公算が大きいとの見通しを明らかにした。東京貴金属の金相場は続伸。終値は、中心限月の2018年2月先ぎりが前日比28円高の4544円、他の限月は22~30円高。米利上げ観測を背景に円相場が軟化したことを受け、日中立ち会い序盤は強気の買いが先行した。先ぎりは一時、継続足で2016年3月以来約1年ぶりの4553円まで上昇する場面がみられた。しかしその後は円安進行が一服したことや、取引中のニューヨーク金相場の軟化が重しとなり、伸び悩んだ。東京ゴールドスポット100は26円高の4556円で取引を終えた。銀も円の軟化を受けた買いに、60銭~2円30銭高で取引を終えた。白金は反落。NY白金相場の下落が響いた。中心限月18年2月先ぎりの終値は5円安の3717円、他の限月は4~11円安。パラジウムは16~56円高で取引を終えた。