金 4,715円 (-3)

プラチナ 3,801円 (-51)

NY金 1,212.90 (+16.70)

NYプラチナ 983.10 (-3.30)

1/17、ニューヨーク市場の金相場は1%超値上がりし、約8週間ぶり高値を付けた。トランプ次期米大統領がドル相場について「強過ぎる」と発言したほか、メイ英首相が欧州連合(EU)離脱をめぐり議会採決を約束したのを受け、株安やドル安が進んだことが材料となった。金現物は7営業日続伸し、米東部時間午後3時12分(2012GMT)時点で、1オンス当たり1.05%高の1215.39ドル。一時は昨年11月22日以来の高値となる1218.64ドルを付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物中心限月の清算値は、1.4%高の1212.90ドル。ドル相場は0.8%下落。主要通貨に対し、昨年12月8日ぶりの安値となった。ソシエテ・ジェネラルの金属調査責任者、ロビン・バー氏は「トランプ氏の貿易や保護主義に対する見解はよく知られているが、今後も(相場の)カギを握る材料になる。ただし、発言の真意がよりはっきり分かるまで金相場を下支えするだろう」との見方を示した。トランプ氏は米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの記事で、中国の人民元に対するドル高は「米国を痛めつけている」との認識を明らかにした。バー氏は「今年は(主要国での)選挙を含め、不透明な政治イベントが相次ぐ。しけをちょっと避ける上で金は安全資産の一つになる」と強調した。一方、ポンド相場はメイ首相がEU離脱に際し、議会採決を行う意向を表明したことで急伸。1日の値上がり幅としては、少なくも1998年以来の大きさとなった。ヘレウス・メタル・マネジメント(ニューヨーク)のバイスプレジデント、ミゲル・ペレスサンタラ氏は「(トランプ氏、メイ首相の)発言を受けて投資家が金に買いを入れ、相場は上昇した」と説明。「18日に発表される米消費者物価指数は、よりはっきりした現在の経済状況を示すだろう」と述べた。東京貴金属の金相場は小幅続伸。終値は、中心限月12月先ぎりが前日比2円高の4397円、他限月は4月きりが2円安、ほかは2~8円高。日中立ち会いは、決め手を欠き小幅まちまちで寄り付いた。その後、円相場が対ドルで引き締まる一方、取引中のニューヨーク金先物相場は水準を切り上げたため、小幅レンジでもみ合った。引けにかけて、やや買いが優勢となり、おおむねプラス圏で取引を終えた。東京ゴールドスポット100は7円高の4414円。銀は20銭安~20銭高。白金は小じっかり。方向感を欠いて始まった後、取引中のNY相場の上昇を眺め、引き締まった。12月先ぎりが8円高の3598円、他限月は8月きりが2円安、ほかは7~10円高。パラジウムは21~32円安で引けた。