金 4,714円 (-6)

プラチナ 3,846円 (+5)

NY金 $1,199.80 (+3.20)

NYプラチナ $984.70 (+8.30)

1/12、ニューヨーク市場の金相場は1オンス=1200ドルを突破し、7週間ぶりの高値を付けた。トランプ次期米大統領の記者会見で経済政策に関する詳細がほとんど明らかにされず、ドルが下落したことが背景。ただアナリストによれば、トランプ氏が自前の経済政策を推進すれば、ドルが回復する可能性がある中、昨年12月半ば以降の金相場の回復局面は恐らく勢いを失いつつある。金現物は米東部時間午後2時35分(1935GMT)時点で0.5%高の1オンス=1197.64ドル。一時、昨年11月23日以来の高値となる1206.98ドルを付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物中心限月の清算値は0.3%高の1199.80ドル。アナリストによれば、トランプ氏は11日の記者会見で広範囲にわたる分野について意見を表明、会見は予想以上の長さとなったが、減税やインフラ投資の詳細は発表されなかった。このため、ドル相場は約5週間ぶりの安値を付けた。金相場は昨年12月15日に10カ月半ぶりの安値を付けて以降、約7%上昇している。ジュリアス・ベアのコモディティー(商品)調査アナリスト、カーステン・メンケ氏は「1200ドルに値を戻したが、金の回復局面は持続的なものとはならないだろう」と指摘。持続的な回復に必要な実需の買いが乏しいとの見方を示した。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が12日、教育者と対話する予定になっており、米国の金利見通しがやや明確になる可能性がある。RBCキャピタル・マーケッツは「トランプ氏が選出されたことにより、未知の状況が急に増えており、市場はこれに対処しなければならないだろう」と説明。「われわれは今年の金相場について警戒しながらも楽観的だ」とした上で、金購入の真の理由はリスク回避だと考えていると指摘した。東京貴金属の金相場は3営業日ぶりに反落。終値は、中心限月12月先ぎりが前日比15円安の4392円、ほかは13~17円安。先ぎりは、夜間取引で一時4422円と、継続足で2016年8月4日以来約5カ月ぶりの高値を付けたが、日中立ち会いは、対ドルでの円の上昇から売りが先行して始まった。その後、為替が取引開始時点に比べて円高・ドル安方向に進んだ一方、取引中のニューヨーク金先物相場が水準を切り上げたため、もみ合いとなった。東京ゴールドスポット100は、17円安の4407円。銀は60~90銭安。白金は反落。NY安や円の上伸を受けて安寄りした後、取引中のNY相場の上昇と円高・ドル安の綱引きからもみ合った。12月先ぎりの終値は、26円安の3608円、ほかは27~34円安。パラジウムは36~66円安で取引を終えた。