金 4,720円 (+1)

プラチナ 3,841円 (-26)

NY金 $1,196.60 (+11.10)

NYプラチナ $976.40 (-6.40)

1/11、ニューヨーク市場の金相場は続伸し、一時7週間ぶりの高値を付けた。トランプ次期米大統領の記者会見での発言を受けたドルの下落と米国債利回りの低下を眺め、序盤の下げから上昇に転じた。BMOキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)のタイ・ウォング氏は、トランプ氏の発言が引き金となり株式とドルが売られると、金相場はこの日の安値圏から押し上げられたと指摘。「トランプ氏のタイムリーな発言で一段安が阻まれ、1198ドル台に上昇した」と述べた。トランプ氏が会見で、製薬会社は高い薬価を請求し、好き勝手にしていると発言したのを受けて株価は医薬品株主導で一時下げた。トランプ氏はまた、2人の息子に事業を譲る考えも示した。金現物は米東部時間2時32分(1932GMT)時点では前日比0.4%高の1オンス=1192.61ドルで取引された。この日の安値は1176.94ドル。一時1198.40ドルと、2016年11月23日以来の高値を付けた。米先物の清算値は11.1ドル(0.94%)高の1196.6ドル。アナリストらは、今年予定されているフランス、オランダ、ドイツの選挙で欧州連合(EU)内の政治的緊張が生じ、金相場を下支えする公算が大きいとの見方を示した。クオンティタティブ・コモディティー・リサーチのアナリスト、ピーター・ファーティグ氏は「英国のEU離脱をめぐる不透明感が、英国の個人投資家からの新たな金需要につながる可能性がある」と述べた。東京貴金属の金相場は続伸。終値は、中心限月12月先ぎりが前日比22円高の4407円、ほかは21~25円高。日中立ち会いは、10日のニューヨーク金先物相場はほぼ横ばいだったが、円相場の軟化を眺め、買い先行で始まった。その後も、NY金の堅調を映し、水準を切り上げ、先ぎりは一時4411円と、継続足で2016年8月8日以来約5カ月ぶりの戻り高値を付けた。東京ゴールドスポット100は22円高の4424円。銀は高寄り後も堅調。白金は続伸。小動きで始まった後、NYの戻り歩調を眺め、軒並み切り返した。12月先ぎりが16円高の3634円、ほかは11~21円高。パラジウムも1~33円高と続伸して引けた。