金 4,709円 (+25)

プラチナ 3,876円 (+27)

NY金 $1,184.90 (+11.50)

NYプラチナ $982.60 (+12.00)

1/9、ニューヨーク市場の金相場は上昇し、一時5週間ぶり高値を付けた。トランプ氏が今月米大統領に就任した後の米経済の見通しを市場が見直したことが背景。ドルの下落と米国債利回りの低下が金相場を支えた。金現物相場は米東部時間午後3時17分(2017GMT)時点で0.9%高の1オンス=1183.60ドル。一時は2016年12月5日以来の高値となる1185.80ドルを付けた。先物2月きりの清算値は1%高の1184.90ドル。トランプ氏の大統領選勝利で、次期大統領の税金と財政支出に関する政策がドルとインフレ率を押し上げ、追加の米利上げをもたらすとの見方から、金は16年10~12月に12%超下落したが、先週は週間ベースで2カ月ぶりの大幅上昇を記録した。ニューヨークのHSBCセキュリティーズのチーフ金属アナリスト、ジェームズ・スチール氏は「利回りの若干の後退とドルの小幅下落、そして株安は金相場を支えるに十分だ。金は新興市場の安定感が増していることの恩恵を受け始めている」と語った。金上場投資信託(ETF)からの大量の資金流出も最近は減少している。一方、アジアの主要金市場では、季節要因による金の旺盛な買いが見られる。インドは婚礼シーズンのまっただ中にあり、中国は旧正月が近づいている。UBSのアナリスト、ジョニ・テベス氏は「一部の人々は、米大統領選直後に形成された予想を一歩後退させている」と指摘。「米経済成長の加速を示すしっかりした証拠が得られるまで、または新政権が政策方針をより詳しく説明するまで、そして新政権が人々が織り込んでいたことに近い内容を実現させられるかどうかが判明するまでは、人々は当初の期待を後退させている」と説明した。