金 4,578円 (+3)

プラチナ 3,636円 (-55)

12/23、ニューヨーク市場の金相場は小高い。ドルが14年ぶり高水準から軟化したほか、金も約10カ月ぶり安値付近を推移したことで、一部投資家が買いの好機と見なした。金現物は米東部時間午後1時50分(1850GMT)時点で、0.32%高の1オンス=1132.24ドル。ただ、週ベースでは6週連続の下落となる見通し。米先物2月きりの清算値は、2.90ドル(0.26%)高の1133.60ドル。連休を控え出来高は薄かった。金や非鉄金属の全ての26日の取引は、クリスマス休暇のため休場となる。金相場は、11月8日投票の米大統領選でのドナルド・トランプ氏の勝利を受けて付けた高値から、1オンス当たり200ドル超下落。先週は1122.35ドルまで値を下げた。同氏の勝利でドルや米国債利回りが急上昇した。10~12月は14%下落し、年央までの上伸を一部相殺、年初来では6.7%高となった。1~3月には四半期ベースで、過去30年で最大の上げ幅を記録した。シカゴのRJOフューチャーズのエリ・テスファイエ氏は「金は現時点で底値を試している」と指摘。「地政学的な懸念がなければ、下値抵抗線は下がっていく」と分析した。キャピタル・エコノミクスは週間リポートで「トランプ氏によるインフレ政策の強化に応じる形で、米連邦準備制度理事会(FRB)がより積極的に利上げに踏み切る場合、短期的に金や銀はさらに下落するリスクがある」との見通しを示した。