金 4,586円 (-15)

プラチナ 3,695円 (-57)

12/19、ニューヨーク市場の金相場は続伸。地政学的な緊張が米利上げへの期待感やドル高の影響を相殺した。金現物は米東部時間午後2時40分(1940GMT)時点で、0.31%高の1オンス=1137.55ドル。米連邦準備制度理事会(FRB)の強気な利上げ見通しに圧迫され、15日には一時、2月2日以来の安値となる1122.35ドルを付けていた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物2月きりの清算値は、0.47%高の1142.70ドル。RJOフィーチャーズ(シカゴ)のシニア商品ブローカー、フィリップ・ストレイブル氏は、トルコでロシア大使が銃撃され、死亡した事件は安全資産とされる金にとって支援材料になるとの見方を示した。ただ、米追加利上げ見通しから、引き続き上値は抑えられている。FRBは先週、今年初めての利上げを決定。2017年は3回の利上げが予想されている。三菱商事インターナショナルのアナリスト、ジョナサン・バトラー氏は「投資家が次期米政権による景気刺激策の効果を意識する時期に来ていることは、少なくとも短期的には株価評価に好材料となり、金など安全資産にとって重しとなる」と語った。東京貴金属の金相場は小幅まちまち。終値は、中心限月2017年10月きりが前週末比4円高の4284円。ほかは1円安~9円高。日中立ち会いは、前週末のニューヨーク金先物相場がドル高・ユーロ安の一服を背景に上昇したのを受け、買いが先行して始まった。その後は、取引中のNYが堅調となったものの、円の引き締まりが材料としてやや勝り、上げ幅を縮小。一部はマイナス圏に沈んだ。東京ゴールドスポット100は5円高の4301円。銀は期先が小安い。白金は反発。前週末のNY高を受け、17年10月きりが36円高の3469円、ほかは40~59円高。パラジウムは軟調。