金 4,601円 (+18)

プラチナ 3,752円 (+99)

12/16、ニューヨーク市場の金相場は反発。ドルと米株が下落する中、前日付けた10カ月半ぶり安値から若干値を戻した。1930GMT(日本時間午前4時30分)時点で、0.6%高のオンス当たり1135.16ドル。前日は2月2日以来の安値となる1122.35ドルまで下げた。週ベースでは2%安となり、6週連続の下落。金先物の中心限月の清算値は0.7%高の1137.40ドル。金相場は、中国が米海軍海洋調査船の無人潜水機を奪ったとの報道を受け、上昇した。LOGICアドバイザーズの共同創業者、ビル・オニール氏は「中国の無人潜水機捕獲は金相場を若干上伸させたが、条件反射的な動きだった」と指摘。「この日は全般的に値固め局面だった」と話した。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペース加速を示唆するなど、利上げに前向きなタカ派的と受け止められ、ドル指数は前日14年ぶり高値を付けた。INGの商品ストラテジスト、ウォレン・パターソン氏は「FRBの利上げと来年の金融政策動向におけるタカ派的見通しは、明らかに金にとっては弱材料だ」と分析した。来年の追加利上げはドル高を招き、ドル建ての金は非米国勢にとっては割高となる。HSBCのアナリスト、ジェームズ・スティール氏はリポートで、「最近の金売りは新規のショートポジション取りと、手じまい売りを含んでいる」とした上で、「まだ売り疲れはない」との見方を示した。投資家の買い意欲の乏しさは、金上場投資信託(ETF)にも表れている。世界最大の金ETF、SPDRゴールド・トラストGLDの残高は11月9日以降、10%以上減少している。東京貴金属の金相場は反落。終値は、中心限月2017年10月先ぎりが前日比16円安の4280円、ほかは11~28円安。日中立ち合いは、15日のニューヨーク金先物が米利上げペースの加速観測を背景に急落した流れを引き継ぎ、売りが先行して始まった。その後は、取引中のNY金と円相場が小幅な値動きにとどまったことから、もみ合いが続いた。東京ゴールドスポット100は29円安の4296円。銀は約定した12月当ぎりが1円90銭高、期先3限月が2円10銭~2円50銭安。白金は4営業日ぶりに反落。終値は、17年10月先ぎりが67円安の3433円、ほかは61~91円安。NY白金の大幅下落を受けて安寄りした後、NYの戻りを眺めて下げ渋った。パラジウムは23~101円安。2月きりは出合いがなかった。