金 4,607円 (+19)

プラチナ 3,739円 (+25)

12/14、ニューヨーク市場の金相場は米連邦準備制度理事会(FRB)の0.25%利上げと、来年の利上げペース加速示唆を受けて、10カ月以上ぶり安値に下落した。金現物は1943GMT(日本時間午前4時43分)時点で0.3%安のオンス当たり1154.62ドル。米国債短期物利回りが5年以上ぶりの高水準に上昇する中、一時1149.66ドルと、2月5日以来の安値を付けた。米市場先物の清算値は0.4%高の1163.70ドル。CIBCキャピタル・マーケッツ(在トロント)の主任エコノミスト、アベリー・シェンフェルド氏は、「成長見通しは前回とほぼ変わらなかったが、連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の金利見通しでは2017年内の利上げが1回増えた」と指摘。「依然として向こう2年で5回の利上げを見込んでいる。ただ、以前は17年に2回、18年には3回だったが、今は17年に3回、18年に2回の利上げと予想している」と語った。米金利の上昇は金利の付かない資産である金の保有コストを高め、通常は金相場の圧迫要因となる。BMOキャピタル・マーケッツの非鉄・貴金属トレーディング部門ディレクター、タイ・ウォン氏は、「FOMC参加者の金利見通しが、より利上げ志向の『タカ派』的だったことで、短期金利が大幅に上昇し、金相場を押し下げた」と分析。「直近の相場見通しは暗い。頑固な強気筋は買いの好機と捉えるかもしれないが、市場にはロング・ポジションはそれほど多くないだろう」と話した。東京貴金属の金相場は小反落。終値は中心限月の2017年10月先ぎりが前日比7円安の4279円、他の限月は2~6円安。13日のニューヨーク金相場が米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測を背景に下落したことから、日中立ち会いは売りが先行した。その後はNYがしっかりに推移したことから、下げ幅を縮小し、午後はマイナス圏でもみ合った。東京ゴールドスポット100の終値は4円安の4302円。銀は期先2限月が40銭~80銭安で取引を終えた。白金は続伸。終値は17年10月先ぎりが18円高の3442円、ほかは16~22円高。NY高を受けてポジション調整の買いが先行し、寄り後は材料待ちの中、プラス圏でもみ合った。パラジウムの終値は9~45円高。