金 4,592円 (+7)

プラチナ 3,635円 (-37)

12/9、ニューヨーク市場の金相場はドル高や世界的な株高を受けて10カ月ぶり安値に下落した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測も重しとなり、週ベースでは5週続落。1948GMT(日本時間午前4時48分)時点では、1%安のオンス当たり1158.54ドル。米国債利回りが上昇する中、2月初旬以来の安値となる1156.05ドルまで下げた。米市場の先物は0.9%安の1161.90ドル。金利が付かない資産の金にとって、米国債利回りの上昇は圧迫要因。米利回り上昇については、FRBが来年も追加利上げを続けるという大きなサインと見受けられている。アクティブトレーズの主任アナリスト、カルロ・アルベルトデカーサ氏は、「金相場は7月、2年ぶり高値を付けた後で200ドル下落したことから、一段安の余地は明らかに狭まっているものの、テクニカル面では基調は依然として弱気だ」と指摘。「1145~1150ドルを直近の下値支持線、上値抵抗線は1200ドルとみることができる」と語った。欧州株高に続いて米株も堅調に推移。一方で欧州中央銀行(ECB)が量的緩和プログラムを延長したことで、ユーロは対ドルで下落した。INGの商品ストラテジスト、ウォレン・パターソン氏は、「投資家は経済成長への確信を深めており、資金の投入先として株式に注目している」と語った。東京貴金属の金相場はまちまち。終値は、中心限月2017年10月先ぎりが前日比1円安の4279円、ほかは3円安~21円高。日中立ち合いは、前日のニューヨーク金先物が、ドル高・ユーロ安を背景に下落した流れを引き継ぎ、総じて売りが先行して始まった。その後は、NY金の水準切り下げと、円相場の引き緩みの強弱材料の綱引きとなり、方向感を欠いた。東京ゴールドスポット100は変わらずの4299円。銀は30銭~50銭安。12月当ぎりは出合いがなかった。白金は反落。終値は、17年10月先ぎりが18円安の3426円、ほかは20~27円安。取引中のNY白金の下落を受けて安寄りした後は下げ渋った。パラジウムは期中以降の4限月が1~22円高で取引を終えた。