金 4,595円 (+8)

プラチナ 3,698円 (+21)

12/7、ニューヨーク市場の金相場は上伸。今週付けた10カ月ぶり安値から値を戻している。8日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を控え、ドルが対ユーロで軟化していることが背景。13、14両日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測は、既に相場に織り込まれているとの見方がある。11月の下落幅は、月間として3年超ぶりの大きさとなった。最大消費国である中国とインドの需要が後退する時期に、米利上げ観測やリスク志向の高まりが相場の重しとなり、下落は今月に入っても続いた。ただ、相場はチャート上の節目である1172ドルの水準で強固に下支えられている。金現物相場は米東部時間午後2時47分(1947GMT)時点で0.3%高の1オンス=1173.32ドル。5日に付けた10カ月ぶりの安値1157ドルから0.6%上昇した。シンク・マーケッツの首席市場アナリスト、ナイーム・アスラム氏は「金は12月の米利上げ観測を背景に11月月間で8%安となった」と指摘。その上で「利上げ観測はおおむね金相場に織り込まれていると考えており、利上げが実施された場合でも相場は大きく動かないだろう」と語った。東京貴金属の金相場は小動き。終値は、中心限月の2017年10月先ぎりが前日比1円安の4267円、他の限月は4円安~1円高。前日のニューヨーク金先物相場が、米国の金利上昇を懸念して下落した流れを受け、日中立ち会いは小幅続落で始まった。その後は円の軟化が支えになる一方で、取引中のNY金が軟調に推移したことから、決め手難となり、もみ合った。東京ゴールドスポット100の終値は1円高の4290円。銀はおおむね軟調。17年4月きりの1円20銭高を除き、小口の売りに20線~50銭安で終了した。白金は反落。17年10月先ぎりが26円安の3403円、他の限月は10~23円安。序盤は方向感に乏しかったが、その後はNY白金の軟化を受け、売りが優勢になった。パラジウムは6~58円安で取引を終えた。