金 4,583円 (-26)

プラチナ 3,683円 (+44)

12/5、ニューヨーク市場の金相場は世界的な株高や米国債利回りの上昇を背景に、10カ月ぶりの安値に下落した。投資家はイタリアの政治的不安定への懸念を材料視しなかった。4日の伊憲法改正をめぐる国民投票で、改正が否決されたことで、レンツィ同国首相は辞意を表明した。金現物は一時、2月初旬以来の安値となる1オンス=1157ドルに下落。高値から30ドル以上も下げた。1939GMT(日本時間4時39分)時点では0.5%安の1171.11ドル。米先物の清算値は0.1%安の1176.50ドル。米国債10年物利回りは上昇。米サプライ管理協会(ISM)が発表した11月の非製造業景況指数が市場予想を上回る強さだったことを好感した。金は金利の付かない資産で、米国債利回りの上昇は金にとって弱材料とみられる。ICBCスタンダード銀行のアナリスト、トム・ケンダル氏は「投資家は過去6カ月インフレ率を上回るほど稼げなかったので、金は十分上昇した。しかし今や米国債10年物利回りは上昇し、実質金利もプラスとなった。このため金投資の妙味が薄れた」と語った。東京貴金属の金相場は総じて続落。終値は、中心限月2017年10月きりが前週末比7円安の4271円。ほかは17年6月きりの1円高を除き、5~6円安。日中立ち会いは、イタリア首相の辞任表明を背景にリスク回避姿勢が強まり、取引中のニューヨーク金先物相場が水準を切り上げたのを眺め、反発して始まった。その後は、NY金が値を消したのを映し、マイナス圏に沈む限月が相次いだ。東京ゴールドスポット100は6円安の4294円。銀は堅調。白金は続伸。前週末のNY高を眺め17年10月きりが45円高の3387円、ほかは32~41円高。パラジウムは総じて下落。