金 4,609円 (+10)

プラチナ 3,639円 (+35)

12/2、ニューヨーク市場の金相場は4営業日ぶりに反発した。米雇用統計は堅調な内容だったが、アナリストによると、今月の利上げが既に織り込まれているため、材料視されなかった。ナティクシスの貴金属アナリスト、バーナード・ダーダー氏は「市場は依然、12月利上げの公算が大きいとみており、それが既に織り込まれているので、金はそれほど動かなかった」と指摘した。金現物相場は米東部時間午後2時33分(1933GMT)時点で、0.3%高の1オンス=1174.03ドル。前日は2月5日以来の安値となる1160.38ドルを付けた。週間で4週連続の下落となる見込み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物2月きりの清算値は0.7%高の1177.80ドル。キャピタル・エコノミクスの商品エコノミスト、シモナ・ガンバリニ氏は「トランプ次期米政権で何が起こり、何の政策を打ち出し、そうした政策によるインフレへの影響を見極めようと、大半の投資家は2017年に目を向けている」と指摘した。ドル指数は約0.3%低下し、金相場を下支えした。マレックス・スペクトロンの貴金属責任者デービッド・ゴベット氏は「2週間後に利上げが行われるのはほぼ確実で、ドル高は継続し金は圧迫され続けるだろう。ただ、その前に若干の持ち高調整の買いが入る可能性はある」と述べた。東京貴金属の金相場は小幅下落。終値は、中心限月2017年10月先ぎりが前日比6円安の4278円、他限月は2月きりが変わらず、ほかは1~10円安。日中立ち合いは、1日のニューヨーク金先物が、堅調な米経済指標や投資家のリスク選好意欲の高まりを背景に下落したことから、安寄りした。その後は、取引中のNY金、円相場ともに小動きで決め手を欠き、レンジ内で推移した。東京ゴールドスポット100は6円安の4300円。銀は期先2限月が10~40銭高。白金は上伸。NY高を映して高寄りした後は、小幅レンジで取引された。17年10月先ぎりが4円高の3342円、ほかは2~24円高。パラジウムは期先3限月が49~64円安と、反落して引けた。