金 4,587円 (-10)

プラチナ 3,572円 (-11)

11/29、ニューヨーク市場の金相場は反落。米利上げ観測や世界経済の成長に向けた地合いの改善が背景。こうした要因は、投資家が株式などリスク資産を選好する可能性があることを意味する。金現物は米東部時間午後2時22分(1922GMT)時点で、0.4%安の1オンス=1188.30ドル。一時、1180.85ドルの安値を付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物12月きりの清算値は0.2%安の1187.90ドル。米連邦準備制度理事会(FRB)は12月に利上げを行うと広く予想されている。これによってドルは上昇し、ドル建て商品は割高になる。ドル指数は先週、約14年ぶりの高水準を記録した。ダンスケ銀行のアナリスト、イェンス・ペデルセン氏は「ドルが上昇し、成長に向けた地合いが改善していることに伴い、金相場はここにきて苦しんでいる」と分析。「債券利回りの上昇は、金のように安全資産とみなされている米国債が割安になることを意味する」と述べた。トランプ次期米大統領が1月に就任した後、力強い成長が期待されることも、選挙後の株式相場の支援材料となっている。ピクテ・アセット・マネジメントのアンドルー・コール氏は「大統領選後、今後さらに数年にわたって成長と堅調な株式相場が続くと考えられている」と指摘。「ドル相場を踏まえれば、金相場の下落は驚きではない」と語った。東京貴金属の金相場は小幅続落。終値は、中心限月2017年10月先ぎりが前日比7円安の4264円、ほかが9円安~変わらず。日中立ち会いは、為替の円高・ドル安を受け、安寄りした。その後、円相場の引き緩みを背景にプラス圏に浮上する場面もあったが、大引けにかけニューヨーク金先物相場が水準を切り下げたことから、結局、マイナスサイドで取引を終えた。東京ゴールドスポット100の終値は、7円安の4287円。銀は小幅安。終値は、12月当ぎりが50銭高、ほかが出合いのなかった17年2、4月きりを除き30~60円銭安。白金は4営業日ぶりに反発。NY相場の上昇を映し、17年10月先ぎりが32円高の3328円、ほかが24~50円高で取引を終えた。パラジウムは堅調。終値は17年4、8、10月きりが38~46円高。