金 4,628円 (+17)

プラチナ 3,590円 (+61)

11/21、ニューヨーク市場の金相場は5カ月半ぶりの安値から反発した。トランプ次期米大統領の財政刺激策が、インフレを誘発させるとの観測を背景に、ドルは先週大幅上伸したが、一部値を消したことが要因。これらの観測で米国債利回りが上昇し、ドルを押し上げる一方で、利子を生まない金は下落している。ドルは対主要通貨バスケットで10日続伸していたが、この日はドル高が一服して金は下げ幅を幾分か取り戻した。市場関係者によると、安値拾いの買いも入った。金現物は米東部時間午後2時59分(1959GMT)時点で、0.3%高の1オンス=1212ドル。先物12月きりの清算値は0.09%高の1209.80ドル。三菱商事インターナショナルのアナリスト、ジョナサン・バトラー氏は「(取引材料に)ほとんど変化はない」と指摘した。ドル安の一方でユーロは11カ月ぶりの安値から上昇した。来年のドイツとフランスの選挙を背景にした不確実性が、幾分か和らいだことが要因。米国債利回りが2週間ぶりの上げ幅を記録して5年超ぶりの高水準となり、ドルが急伸したことで、金は米大統領選挙前に付けた高値から120ドル以上下落している。独コメルツバンクはリポートで、「投資家は金の上場投資信託(ETF)の持ち高を大幅に減らしている」と説明した。東京貴金属の金相場は3営業日ぶりに反発。終値は、中心限月2017年10月先ぎりが前週末比31円高の4301円、ほかが29~40円高。日中立ち会いは、為替の円安・ドル高を受け、買いが先行して始まった。その後、ニューヨーク金先物相場が水準を切り上げたほか、円相場の軟化を背景に上げ幅を拡大した。東京ゴールドスポット100は、41円高の4330円。銀はまちまち。終値は、出合いのなかった17年4月きりを除き、4円90銭安~80銭高。白金は反発。おおむね安寄りした後、NY相場の上昇や円安眺め、全限月がプラス圏に引き締まり、17年10月先ぎりが13円高の3307円、ほかが10~28円高で取引を終えた。パラジウムは17年4月きりと期先2限月が5円安~22円高。