金 4,611円 (+14)

プラチナ 3,529円 (-2)

11/18、ニューヨーク市場の金相場は続落し、5カ月半ぶりの安値水準まで値を下げた。12月の米利上げやトランプ次期米政権での財政支出増加に対する期待感から、ドルが13年半超ぶり高値まで上昇したのが背景。このまま推移すれば、ドルは円に対し、2週間ベースで1988年以来の大きな上げ幅を記録する見通し。主要通貨バスケットに対しても一時、2003年初め以来の高値を付けた。米大統領選でのトランプ氏勝利を受け、減税や新規のインフラ投資によって景気が押し上げられるとの議論が活発化している。金現物は米東部時間午後3時06分(2006GMT)時点で、0.6%安の1オンス=1208.71ドル。一時、5月30日以来の安値となる1203.52ドルを付けた。このまま推移すれば、50日移動平均が200日移動平均を上から抜ける「デッドクロス」を形成する可能性がある。先物12月きりの清算値は8.2ドル安の1208.70ドル。一時、2月中旬以来の安値1201.30ドルを付けた。コメルツバンクのアナリスト、ダニエル・ブリーズマン氏は「こうした逆風を考慮すれば、金相場は今のところ比較的良好な水準を維持している」と指摘。「ドルや債券利回りが急激に上昇すれば、容易に相場の下落を論じることができる」と語った。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月2017年10月先ぎりが前日比7円安の4270円、ほかは4~11円安。日中立ち合いは、前日のニューヨーク金先物がドル高を背景に下落したものの、円の下落が材料として勝り、買いが先行して始まった。その後は、取引中のNY金が軟調に推移したことからマイナス圏に沈んだものの、円安の進行で下げ渋った。東京ゴールドスポット100は4円安の4289円。銀は約定した期先2限月が10~50銭安。白金は4営業日ぶりに反落。終値は、17年10月先ぎりが5円安の3294円、ほかは2~18円安。円安を受けて高寄りしたものの、NY白金安を眺めて値を消した。パラジウムは4月きりと期先2限月が43~130円高で取引を終えた。