金 4,597円 (0)

プラチナ 3,531円 (-21)

11/17、ニューヨーク市場の金相場は下落し、5カ月半ぶりの安値を付けた。一時は上昇していたが、良好な米経済指標や、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けた12月利上げ観測の高まりでドル指数が13年半ぶりの高水準となったことが圧迫材料となり、下げに転じた。イエレン議長は議会証言で、トランプ氏が次期米大統領に選出されたが、FRBが「比較的早く」利上げを行う計画は何ら変わらないと説明するとともに、自らの任期を全うすると述べた。金現物は米東部時間午後2時31分(1931GMT)時点で、0.8%安の1オンス=1215.50ドル。一時6月3日以来の安値となる1210.73ドルを付けた。先物12月きりの清算値は0.6%安の1216.90ドル。米ドルは対主要通貨バスケットで、2003年以来の高値を付けた。USバンク・ウェルス・マネジメント(カンザスシティー)の投資コンサルタント、ダン・ヘックマン氏は「ドルの上昇は、引き続き金相場の重しとなるだろう」と分析。「目先、ドルは若干伸び悩み始め、金はわずかに上昇するだろう」と予測した。金現物は、米大統領選直後の9日に付けた6週間ぶりの高値から約9%下落している。スプロット・アセット・マネジメントのポートフォリオ・マネジャー、マリア・スミルノワ氏は「市場は12月利上げの可能性を98%織り込んでおり、これはFRBの意図が最も良く伝わったケースの一つだ」と指摘した。東京貴金属の金相場は3日ぶりに反落。終値は、中心限月2017年10月先ぎりが前日比7円安の4277円、ほかは6~11円安。日中立ち会いは、為替相場が円高・ドル安に振れたことから、売りが先行して始まった。その後、円が寄り付き時に比べ軟化したため、下げ幅を縮めた。東京ゴールドスポット100は11円安の4293円。銀は期先3限月が80銭安~変わらず。白金は3日続伸。NY高を受け高寄りし、17年10月先ぎりが13円高の3299円、ほかは1~19円高で取引を終えた。パラジウムは38~200円高と上伸した。