金 4,597円 (-4)

プラチナ 3,552円 (-1)

11/16、ニューヨーク市場の金相場は反落した。米大統領選でのトランプ氏勝利後の国債利回り上昇を受けて、ドルが対通貨バスケットで14年ぶりの高値に上昇したことが嫌気された。金現物は大統領選後の9日に高値を付けて以降、1オンス当たり100ドル超下落。国債利回り急上昇やリスク選好度の高まりが背景にある。金現物相場は米東部時間午後2時5分(1905GMT)時点で0.2%安の1225.06ドル。バンエック・インターナショナル・インベスターズ・ゴールドファンド(ニューヨーク)のポートフォリオ・マネジャー兼ストラテジスト、ジョー・フォスター氏は「トランプ氏の動きを受けて、1200ドルを超える水準で値固めしている」と説明した。また「16日はドルがやや上昇したが、金相場はあまり変化していないため、値固めが進んでいる兆候だ」とも述べた。次期トランプ政権へのインフレ期待からドルが上昇する中、主要銀行や投資家はドルとユーロが再び等価となる可能性について議論し始めた。サクソバンクの商品リサーチ責任者、オーレ・ハンセン氏は「金相場は実質金利上昇やドル高による継続的な逆風にもかかわらず、安定化しつつある。選挙後に期待が修正されたことに続いて、市場はトランプ氏が公約をどの程度実現できるか問い掛けを始めるだろう」と指摘した。東京貴金属の金相場は大幅続伸。終値は、中心限月2017年10月先ぎりが前日比48円高の4284円、ほかが47~54円高。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金先物相場の上昇や為替の円安・ドル高を受け、買いが先行して始まった。その後、NY相場が底堅く推移したほか、円相場の一段の引き緩みを眺め、地合いを強めた。東京ゴールドスポット100の終値は、47円高の4304円。銀は期先3限月がまちまち。白金は続伸。17年10月先ぎりは13円高の3286円、ほかが11~27円高で大引けた。NY相場高と円の下落を受け、高寄り後も堅調に推移した。ただ、引けにかけてNY相場が水準を切り下げたことで、上げ幅を縮めた。パラジウムは期中・期先の終値が51~98円高。