金 4,512円 (-122)

プラチナ 3,492円 (-118)

11/11、ニューヨーク市場の金相場は急落し、5カ月ぶり安値を付けた。米国のインフラ支出拡大がインフレ率を押し上げる可能性があるとの観測を背景に、米国債利回りが上伸し、金などの商品が幅広く売られた。金現物は、米東部時間午後3時4分(2004GMT)時点で3%安の1オンス=1222.38ドル。一時、6月3日以来の安値となる1219.40ドルを付けた。米大統領選でのトランプ氏の勝利が判明した9日は約5%上昇したものの、週間ベースでは2013年6月以来の下落幅を記録する見通し。先物12月きりの清算値は、3.3%安の1224.30ドル。欧州のトレーダーは「商品は幅広く売られた。銅とニッケルは打撃を受けており、貴金属相場に波及している」と指摘した。卑金属相場が大幅に上昇した後で反落し、マイナス圏に沈む以前に、金は既に若干下げていた。原油相場は続落した。サクソバンクの商品戦略部門の責任者オレ・ハンセン氏は「今週のトランプ氏の勝利を受け、さまざまな資産クラスが完全に見直されている。債券の実質利回りの上昇とドル高が相まって、金の地合いが悪化している」と分析した。東京貴金属の金相場は3営業日ぶりに反落。終値は、中心限月2017年10月先ぎりが前日比35円安の4300円、ほかが33~40円安。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金先物がドル高に伴う割高感などに圧迫されて下落した流れを引き継ぎ、売りが先行して始まった。その後は、取引中のNY金の軟調推移や円相場の上昇を受け、下げ幅を拡大した。東京ゴールドスポット100は37円安の4316円。銀は変わらず~2円50銭高。白金は総じて反落。終値は、17年10月先ぎりが30円安の3340円、ほかが2月きりの18円高を除いて32~50円安。安寄りした後、NY白金相場の軟化を眺めて水準を切り下げた。パラジウムは約定した期中以降の4限月が63~222円高。