金 4,607円 (-3)

プラチナ 3,629円 (+26)

11/8、ニューヨーク市場の金相場は下落した。米大統領選で民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官が勝利する公算が大きいとの観測が高まり、ドル高や株高が進んだことが背景。ロイター/イプソスの世論調査によると、8日の大統領選でクリントン氏が共和党候補ドナルド・トランプ氏に勝利する確率は約90%。クリントン氏の選挙人獲得数は303人で、当選に必要な270人を上回る見通し。一方、共和党候補のドナルド・トランプ氏は235人となると予想した。ダンスケ銀行のシニア・アナリスト、ジェンス・ペダーセン氏は「金の値動きと世論調査の内容に一貫性があるならば、金相場はクリントン氏の勝利に傾いている」と指摘した。金現物は午後3時21分(2021GMT)時点で、0.3%安の1オンス=1277.16ドル。7日は、1日の下落率として1カ月ぶりの大きさだった。ニューヨーク商品取引所の金先物は0.4%安の1274.50ドル。ソシエテ・ジェネラルのアナリスト、ロビン・バー氏は「トランプ氏が勝利した場合の問題は、彼の政治がどうなるのか誰にも分からないことで、今から政権が始動するまでの間、不安定な状態となるだろう。これは株式市場には悪い材料となるが、金にとっては強気材料となるだろう」と分析した。東京貴金属の金相場は反落。終値は、中心限月2017年10月先ぎりが前日比27円安の4284円、ほかが20~28円安。日中立ち会いは、週明けのニューヨーク金先物相場が、米大統領選で民主党のヒラリー・クリントン候補が勝利する可能性が高まったとして、リスク懸念の後退から急反落したのを受け、売りが先行して始まった。その後、新規の手掛かり材料難から見送りムードが強まる中、安値圏でのもみ合いが続いた。東京ゴールドスポット100は、19円安の4306円で取引を終えた。銀は小動き。白金は続伸。NY相場高を映し、17年10月先ぎりが21円高の3357円、ほかが16~27円高で終了した。パラジウムは期先が堅調。