金 4,626円 (+2)

プラチナ 3,563円 (+9)

11/4、ニューヨーク市場の金相場はほぼ横ばい。このまま推移すれば、週間ベースで9月中旬以来の大きな上げ幅になる見通し。10月の米雇用統計が堅調だったことを受け、12月の米利上げ観測が強まったが、米大統領選をめぐる懸念で影響は相殺された。米雇用統計が堅調な内容になり、米連邦準備制度理事会(FRB)が12月に利上げを行うとの観測を下支えしたが、投資家が8日の米大統領選の結果を懸念する中、世界の株式相場は下落した。金現物は米東部時間午後3時01分(1901GMT)までに0.08%安の1オンス=1302.22ドル。米雇用統計の発表を受け、一時1294.15ドルまで下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の12月きりの清算値は0.1%高の1304.50ドル。RJOフューチャーズ(シカゴ)のシニア市場ストラテジスト、ボブ・ハバーコーン氏は「(米大統領選の共和党候補)トランプ氏が勝利すれば、最初の反応は金相場の上昇だろうが、英国の欧州連合(EU)離脱ほど大きくないと思う」と述べた。INGのコモディティー(商品)戦略責任者のハムザ・カーン氏も「トランプ氏の勝利は金相場にとってプラスの方向を示す」と語った。ドル指数はこのまま推移すれば、週間ベースで7月以来の大きな下げ幅になる見通し。米連邦捜査局(FBI)が先週、大統領選の民主党候補クリントン氏の私用メール問題をめぐり、捜査を再開したと公表したことが背景にある。東京貴金属の金相場は下落。終値は、中心限月2017年10月先ぎりが前営業日比3円安の4287円、ほかが1~7円安。日中立ち合いは、取引中のニューヨーク金先物相場が東京市場の前営業日終了時を上回っているのを眺め、おおむね買いが先行して始まった。その後、上げ幅を拡大したものの、NY金の軟化背景に、大引けにかけ軒並みマイナス圏に引き緩んだ。東京ゴールドスポット100は、変わらずの4307円。銀は小安い。終値は、出合いのなかった17年2月きりを除き、40~70銭安。白金はまちまち。方向感の定まらない動きとなり、結局、17年10月先ぎりが2円安の3286円、ほかが3円安~5円高で大引けた。パラジウムは22~50円安。12月当ぎりと17年4月きりは取引が成立しなかった。