金 4,605円 (+3)

プラチナ 3,527円 (+14)

10/28、ニューヨーク市場の金相場は堅調となり、約4週間ぶり高値を付けた。米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏が国務長官時代に私用のメールアドレスを公務に使っていた問題をめぐり、連邦捜査局(FBI)が捜査を再開したことが支援材料。米大統領選を目前に控えての捜査再開は、リードしているクリントン氏にとって打撃となった。金現物は米東部時間午後2時54分(1854GMT)時点で、0.8%高のオンス当たり1278.38ドル。一時今月4日以来の高値となる1284.14ドルまで上げた。米市場の金先物は0.6%高の1276.80ドル。BMOキャピタル・マーケッツの非鉄・貴金属取引部門ディレクター、タイ・ウォン氏は、「FBIの捜査再開のニュースで、人気低迷する共和党候補ドナルド・トランプ氏が盛り返すとの懸念から、鈍調だった金相場は1時間で1%上伸した」と指摘。一方で「クリントン氏はなおもリードしており、大統領当選の可能性をつぶすには本当にショックな新事実が必要だ」と話した。米株とドルは、FBI捜査再開を受けて下落した。また、インドの金需要が祝祭シーズンで増加することが見込まれている。東京貴金属の金相場は反発。終値は、2017年10月先ぎりが前日比30円高の4274円、ほかが27~33円高。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金先物が低調な米経済指標などを背景に上昇したほか、為替が円安・ドル高に振れていることから、買いが先行して始まった。その後は、取引中のNY金が方向感を欠いたことなどからもみ合いに終始し、円の軟化の影響は限られた。東京ゴールドスポット100は31円高の4293円。銀は期中以降が40銭~1円高。期近2限月は出合いがなかった。白金は上昇。終値は、17年10月先ぎりが40円高の3279円、ほかが41~51円高。NY白金相場高と円相場の軟化を受けて高寄りした後、NY相場の堅調推移や円の緩みを眺めて、終盤にかけて水準を切り上げた。パラジウムは51円安~7円高とまちまち。2、4月きりは取引が成立しなかった。