金 4,602円 (+43)

プラチナ 3,513円 (+40)

10/27、ニューヨーク市場の金相場は小じっかり。市場が米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ時期に関する一層の手掛かり待ちとなる中、ドルが持続的に上昇していることが上値を限定した。FRBの利上げ観測で、主要通貨バスケットに対するドルの動向を示すドル指数は9カ月ぶりの高水準になった。今週のドル高は、金相場の上伸を抑制している。金現物は米東部時間午後3時11分(1911GMT)時点で0.3%高のオンス当たり1270.00ドル。米市場の金先物は0.2%高の1269.50ドルとなった。LOGICアドバイザーズの共同創業者、ビル・オニール氏は「米ドルの持続的な強さが、金の上昇を抑制する要因になっている。取りあえず上伸したが、出来高はそれほど多くなく、あまり活発ではない」と指摘。一方、「短期的には米利上げへの懸念がある。だが長期的には、相場は一段高になる」との予想を示した。金は米大統領選のような政治的、金融的な不透明感の漂う時期には代替投資先になる。一方で、米金利上昇は金利の付かない商品である金の保有コストを高めるほか、ドル高を招き、ドル建ての金を圧迫する。また、世界第2位の金消費国であるインドにおける現物需要増加は相場の支援材料。12月のFRB利上げ観測を受けた大幅安を、防いでいる格好だ。インドでは祝祭シーズンを控えている。結婚式シーズンでもあることから、伝統的に贈答品として使われる金の需要を高める。MKS・PAMPグループのトレーダー、サム・ラフリン氏は「アジアの現物需要が依然、市場を下支えしている。金相場はしばらく、1250~1275ドルの水準で値固めを続けるだろう」と見込んだ。マッコーリーの推計によると、中国の9月の金輸入は前月比58%増の60億ドルだった。ただ、前年同月比では25%減となった。東京貴金属の金相場は4日ぶりに小反落。終値は、2017年8月先ぎりが前日比6円安の4250円、ほかが1~9円安。新ポ10月きりは、8月きり日中始値比4円の下ざやで発会し、発会値比2円高の4244円で取引を終えた。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金先物相場の下落を受け、売り先行で始まった。その後、円が軟化したことや、取引中のNY金が水準を切り上げたことを受け、下げ幅を縮めた。東京ゴールドスポット100は9円安の4262円。銀は1円20銭安~20銭高とまちまち。新ポ17年10月きりは発会値比40銭高の59円30銭。白金は小幅まちまち。NY安になびいて安寄りした後、取引中のNY白金の上伸に一部限月がプラス圏に浮上した。終値は、17年8月先ぎりが3円高の3242円、ほかが7円安~9円高。新ポ10月きりは、8月きり始値比1円の下ざやで発会し、発会値比7円高の3239円で大引けた。パラジウムは33~52円安と軟調。