金 4,536円 (+10)

プラチナ 3,353円 (-28)

10/20、ニューヨーク市場の金相場は小反落。米ドル高のほか、欧州中央銀行(ECB)が政策金利を据え置いた上で、量的緩和の枠組みを現状維持としたことで、3営業日続伸から下げに転じた。金現物は米東部時間午後2時46分(1846GMT)時点で、0.2%安のオンス当たり1266.4ドル。米先物12月きりは0.2%安の1267.50ドル。ECBの金融政策発表時点では、金に買いが入った。三菱商事インターナショナルのアナリスト、ジョナサン・バトラー氏は、「ECBは少なくとも12月まで、極めて緩和的な政策を続けるだろう」と話した。ECBの超低金利政策は金相場の支援材料となる傾向にあるが、ユーロ安・ドル高の影響でしばしば相殺される。ユーロは前日、対ドルで4カ月ぶり安値に下落した。一方で、主要通貨バスケットに対するドルの動向を示すドル指数は7カ月ぶり高水準。9月の米中古住宅販売件数が予想を上回ったことで、ドルの上げ幅が拡大した。トレーダーらは、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ時期を推し量る手掛かりとして、米経済指標を注視している。多くのFRB当局者が12月利上げを強く示唆している。一方で、業界関係者はロイター通信に対し、インドの金購入は10月、9カ月ぶり高水準に達する可能性があると指摘した。またスイスの税関データによると、スイスの中国向け金輸出は9月、1月以来の多さとなった。独コメルツバンクはリポートで、「このほか、スイスのインド向け金輸出も1月以来の高水準だった。需要の回復を示している」と分析した。東京貴金属の金相場は上伸。中心限月2017年8月先ぎりが前日比29円高の4222円、ほかは24~29円高で取引を終えた。日中立ち会いは、19日のニューヨーク金先物相場が、対ユーロでのドル安を背景に3日続伸したことから、買い先行で始まった。寄り後は、NYの堅調や円相場の軟化を背景に、全般が水準を切り上げた。東京ゴールドスポット100は25円高の4232円。銀は成約した期中、期先の4限月が40銭安~30銭高。白金は反発。安寄り後は、NYの戻りと円安を眺めた売方の手じまいに、プラスサイドへ切り返した。17年8月先ぎりが5円高の3152円、ほかが3~12円高。パラジウムは24円安~6円高。期近12月きりと期中17年4月きりは出合いがなかった。