金 4,497円 (-10)

プラチナ 3,359円 (-40)

10/13、ニューヨーク市場の金相場は小幅続伸。ドル安や、中国経済に対する不安の再燃から世界的に株価が下落したことが材料となった。ABNアムロのジョーゼット・ブーレ氏は「金相場は伸び悩んでいるが、下げ渋ってもいる。新たな材料を探している状況だ」と語った。現物は米東部時間午後3時17分(1917GMT)時点で、0.3%高の1オンス=1258.55ドル。ニューヨーク商品取引所の先物中心限月の清算値は、0.3%高の1257.60ドル。ある市場関係者によると、9月の中国貿易統計を受け、世界の株価が3週間ぶり安値に下落したことから、投資先を金に切り替える動きが一部で出たという。中国の銀行トレーダーは「アジアでは実需サイド、主に中国から大量の買いが入り、最近の下落を受け、上場投資信託(ETF)の買いも見られる」と説明した。金相場は序盤、米国の雇用指標の強さを受け、年内の利上げ観測が高まったことから、下落した。ブーレ氏は、潜在的な材料として14日発表の米小売売上高統計を挙げ「全体のポジションを大きく傾けることはリスクがある。投資家は相場が上昇し得るという考えを見直すかもしれない」と語った。RBCキャピタル・マーケッツはノートで「金は方向感を欠いた状況だ。年末にかけてなお、小さな上昇余地があるとみられるが、2017年にかけては依然、全般に弱気だ」と説明。「米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げするかしないかにかかわらず、市場は今後もその可能性を適度に織り込み続けるだろう」と予想した。東京貴金属の金相場は反発。終値は、中心限月2017年8月先ぎりが前日比25円高の4189円、ほかが23~30円高。日中立ち会いは、円が前日の東京の大引け時に比べて軟化したことから、買いが先行して始まった。その後、円が寄り付き時に比べ引き締まる一方、取引中のニューヨーク金先物相場が寄り付き時よりも水準を切り上げたことから、もみ合いとなった。東京ゴールドスポット100は31円高の4205円。銀は10銭~1円10銭高。2月きりは出合いなし。白金は小幅まちまち。円の引き緩みに、総じて小高く寄り付いた後、円の引き締まりと取引中のNYの水準切り上げを眺め、方向感なくもみ合った。終値は、17年8月先ぎりが1円高の3156円、ほかが6円安~8円高。パラジウムは128円安~10円高。10月当ぎりと4月きりは出合いなし。