金 4,507円 (+34)

プラチナ 3,399円 (+17)

10/12、ニューヨーク市場の金相場は堅調。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、景気回復が続くなら「比較的早期の利上げ」が適切だとの判断を一部当局者が示したことが分かった。現物は米東部時間午後2時51分(1851GMT)時点で、0.2%高の1オンス=1255.42ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の中心限月の清算値は、議事要旨発表前で0.2%安の1253.80ドル。BMOキャピタル・マーケッツのタイ・ウォン氏は「市場は米連邦準備制度理事会(FRB)が早ければ11月に動く構えを示唆しなかったことに、幾分安心しているようだ」と指摘。「米国債利回りは小幅低下し、一部投資家の安値拾いを後押しした」と語った。一方、CIBCキャピタル・マーケッツのロイス・メンデス氏は「(利上げの)威嚇射撃を受けているので、経済がまずまずの結果を出し続ける限り、問題は利上げが年内にあるかどうかではなく、いつの時点かということのようだ。今は明らかに、11月も視野に入っている」との見方を示した。アナリストらによると、投資家は金を敬遠しつつあり、上場投資信託の保有高が今週、5700万オンス超の水準でほぼ頭打ちとなったことに反映されているという。ジュリアス・ベアはノートで「逃避需要の後退や利食いリスク、ドル高観測は相場に一段の圧力が加わることを示唆している。米大統領選は不確定要素だ」と指摘した。東京貴金属の金相場は反落。終値は、中心限月2017年8月先ぎりが前日比27円安の4164円、ほかは26~35円安。日中立ち会いは、11日のニューヨーク金先物相場が、年内の米追加利上げ観測が高まったことや、ドルの対ユーロでの上昇を受け反落したことから、売り先行で始まった。その後は、円相場の軟化やNY金の引き締まりを眺め、下げ幅を縮小したが、埋めきれなかった。東京ゴールドスポットは36円安の4174円。銀は1円安~90銭高。白金は反落。NY安を映して安寄りしたが、円相場の小緩みを眺め、安値を切り上げた。17年8月先ぎりが67円安の3155円、ほかは54~77円安。パラジウムも下落し、63~106円安で引けた。安寄り後は動意を欠いた。期近2限月は出合いがなかった。