金 4,499円 (+1)

プラチナ 3,464円 (-11)

10/10、ニューヨーク市場の金相場は反発。先週末に公表された9月の米雇用統計が市場予想を下回り、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ期待が後退、また国慶節の連休明けの中国勢が市場に戻ったことで、買いが入った。金は前週、4.5%の大幅安となり、7日には一時オンス当たり1241.20ドルと、4カ月ぶり安値を付けた。1300ドルの大台を割り込んだことで、テクニカルな売りが出ていた。米東部時間午後2時半(1830GMT)時点で、0.2%安の1259.48ドル。米市場先物の12月きりの清算値は0.7%高の1260.40ドルだった。シンクマーケッツの主任市場アナリスト、ナイーム・アスラム氏は「ショートカバーであっても、トレーダーらは安値拾いの買いを好む」と指摘。「1233ドルの下値支持線に大きな注目が集まっている。14日発表の米小売売上高が強い数字ならば、年内の米利上げ期待が再燃し、この水準を試すだろう」と予想した。金は米利上げに非常に敏感。ドル金利上昇は、金の保有コストを高める。また、ドル高を招き、ドル建て商品の金相場を圧迫する。ヘラエウス・メタル・マネジメントのバイスプレジデント、ミゲル・ペレスサンタラ氏は「市場関係者らは依然としてFRBの12月利上げを見込んでいるが、それほど可能性のある話ではない」と強調。「市場は非常に閑散だが、中国勢が休暇から戻り、相場が割安との見方から安値拾いの買いを入れている」と述べた。ただ、米大統領選の候補者討論会で、民主党候補のヒラリー・クリントン氏が共和党候補のドナルド・トランプ氏に勝利したとの見方から、金相場の上伸は抑制された。トランプ氏の勝利は不透明感が高まることから、安全資産の金にとっては好材料となる。