金 4,648円 (-46)

プラチナ 3,720円 (-28)

9/12、ニューヨーク市場の金相場はほぼ変わらず。米連邦準備制度理事会(FRB)高官の9月利上げに対するハト派的な発言やドル安を受け、値を戻した。ブレイナードFRB理事が講演で、利上げを急ぐことに対し警戒感を示したのを受け、FRBが来週利上げに踏み切るとの観測が後退し、米金利先物市場は上昇した。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、ブレイナード理事の発言と同日、低インフレは積極的な利上げ圧力が存在しないことを意味すると述べた。一方、アトランタ連銀のロックハート総裁は、現在の経済状況では、来週の利上げ実施の是非に関する真剣な議論が正当化されるとの見解を示した。米連邦公開市場委員会(FOMC)は来週2日間にわたって行われる。金現物相場は米東部時間午後3時12分(1912GMT)時点で、0.05%高の1オンス=1328.32ドル。ロジック・アドバイザーズの共同創業者、ビル・オニール氏は「ブレイナード理事の発言は明らかにハト派的で、金は安値圏から浮上した」と分析。「今のところは(9月は)利上げが実施されないとする考えに全て向かっている」と述べた。CIBCキャピタル・マーケッツのマネジングディレクター兼チーフエコノミスト、エイブリー・シェンフィールド氏は「われわれは引き続き12月の利上げ実施を予測している」と話した。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月2017年8月先ぎりが前週末比15円安の4350円、他限月は16~18円安。日中立ち会いは、前週末9日のニューヨーク金先物相場が、米利上げ観測の再燃から対ユーロでのドル高を映し続落したため、安寄りした。その後は、円相場がこう着する中、NY金の軟化を眺めて下げ幅を拡大したが、後半は買い戻されて始値近辺まで値を戻した。東京ゴールドスポットは17円安の4368円。銀は1円70銭~3円10銭安。白金は下落。安寄り後も、NYの水準切り下げを眺め、下げ幅を広げた。17年8月先ぎりが87円安の3468円、ほかは83~98円安。パラジウムは期先3限月が35~43円安と続落して引けた。