金 4,703円 (-15)

プラチナ 3,826円 (-4)

9/8、ニューヨーク市場の金相場は下落した。欧州中央銀行(ECB)が政策金利を史上最低水準に据え置いたものの、一部投投資家の予想通り追加刺激策を控えたことが背景。一方で、ECBのドラギ総裁が、量的緩和の拡充は議論すらしなかったと説明したことを受け、株価も世界的に下落した。USバンク・ウェルス・マネジメントのロブ・ハワース氏は「市場はドラギ氏の追加策に期待していたが、それに応えなかった」と指摘した。金現物は米東部時間午後2時39分(1839GMT)時点で0.6%安の1オンス=1337.4ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物中心限月は0.6%安の1341.6ドルで取引を終えた。最近の金相場は狭いレンジで推移し、ドルの値動きに密接に連動している。三菱のジョナサン・バトラー氏は「今週は新たに幾つか米統計が発表されたが、これは恐らく、近い将来の追加利上げを維持するにはまだ、十分な強さではないことを示した」と指摘。米連邦公開市場委員会(FOMC)まで「あと1週間ちょっと、金に追い風の環境が予想されるが、市場心理の変化につれ、商いはかなり不安定化するだろう」と予測した。ロイター通信のワン・タオ氏は金の上値抵抗線を1352ドル、下値支持線を1327ドルと予想している。東京貴金属の金相場は小動き。終値は、中心限月2017年8月先ぎりが前日比1円高の4377円、ほかが1円安~2円高。日中立ち会いは、7日のニューヨーク金先物相場が反落したものの、円相場が前日の東京市場終了時より軟化したことから、強弱両材料の綱引きとなり、まちまちで始まった。その後も決め手難から、狭い範囲のもみ合いが続いた。東京ゴールドスポット100は、1円高の4398円で取引を終えた。銀も動意薄。白金は4営業日ぶりに反落。終値は、17年8月先ぎりは25円安の3560円、他限月が22~31円安。NY相場の下落を背景に安寄りした後、大引けにかけ下げ渋った。パラジウムは期先2限月が小安い。