金 4,718円 (-3)

プラチナ 3,830円 (-27)

9/7、ニューヨーク市場の金相場は下落した。前日は経済指標で目先の米利上げの可能性が減少し、金は2カ月超ぶりの大幅上昇を記録したが、7日は利益確定売りに失速した。米サプライ管理協会(ISM)が6日発表した8月の米非製造業景況指数(NMI)は6年半ぶりの低水準だった。経済成長の鈍化を指し示し、目先の利上げの可能性が一段と減少した。NMI構成指数では、新規受注が2013年12月以来の低水準だった。弱めの指標が相次いだことで目先の米利上げの可能性が低下し、金相場は押し上げられた。金現物相場は米東部時間午後2時17分(1817GMT)時点で0.3%安の1オンス=1345.32ドル。一時は8月19日以来の高値となる1352.65ドルを付けた。ニューヨーク市場の先物12月きりの清算値は0.4%安の1349.2ドル。ソシエテ・ジェネラルのアナリストらは「最近の相場安が、少なくとも現時点ではまだ、一斉の売りにつながっていないことは、金に対する基本的な投資家心理が安定したままであることを示唆する」と指摘。「米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め計画に一段と遅れが生じる可能性や、他の主要な中央銀行の拡張的金融政策やマイナス金利は、引き続き金に好都合な地合いを生んでいる」と説明した。ドル指数は0.2%高、世界の株価の指標となるMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスは1年超ぶりの高値に上昇した。コメルツバンクのアナリスト、カーステン・フリッチュ氏は「指標発表後、利上げ時期をめぐる懐疑的な見方がまだ幾分残っている。9月利上げの可能性は大幅に低下し、また12月利上げの可能性もいくらか減少し、指標発表前の水準に回復していない」と語った。東京貴金属の金相場は4営業日ぶりに反落。終値は、中心限月2017年8月先ぎりが前日比14円安の4376円、ほかが9~15円安。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金先物相場が大幅高となる半面、為替が円高・ドル安に振れたことから、安寄りした。売り一巡後は下げ渋る場面もあったが、大引けにかけて円相場の強含みを眺め、軟調に推移した。東京ゴールドスポット100は、9円安の4397円で取引を終えた。銀は小じっかり。白金は小幅ながら3日続伸。NY相場の上昇を映し、17年8月先ぎりが6円高の3585円、ほかが5~10円高で大引けた。パラジウムは期中・期先が堅調。