金 4,728円 (+54)

プラチナ 3,812円 (+69)

9/2、ニューヨーク市場の金相場は1%超上伸した。米雇用統計で就業者数の伸びが予想を下回ったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による9月の利上げの可能性が低下した。ただ、ドル相場が上昇に転じたことで、上げ幅を縮小した。米労働省が発表した8月の雇用統計は、就業者数の伸びが15万1000人となり、市場予想の18万人増を下回った。一方、米リッチモンド連銀のラッカー総裁は2日の講演で、米経済は大幅に高い金利水準を正当化するのに十分なほど堅調に見えると指摘した。金現物は雇用統計の発表を受け、この日の高値となる1オンス=1328.73ドルに上伸。米東部時間午後2時20分(1820GMT)時点では、0.7%高の1322.26ドル。週間ベースでは0.15%高となる見通し。ニューヨーク市場の先物12月きりの清算値は、0.7%高の1326.70ドル。三菱商事の商品アナリスト、ジョナサン・バトラー氏は「市場は雇用統計がこれほどさえない内容になるとは予想していなかった。米経済は依然として追加利上げに十分持ちこたえられるほど、堅調でないことを示しており、金にとってはポジティブなことだ」と分析した。東京貴金属の金相場は反発。終値は、中心限月2017年8月先ぎりが前日比14円高の4335円、ほかが14~18円高。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金先物が反発した流れを引き継ぎ、買いが先行して始まった。その後は、取引中のNY金がやや水準を切り下げたものの、今晩発表される米雇用統計を見極めたいとの雰囲気が強い中をもみ合った。東京ゴールドスポット100は19円高の4355円。銀は20銭安~80銭高。期近3限月は出合いがなかった。白金は総じて3営業日続落。終値は、17年8月先ぎりが7円安の3469円、ほかが11円安~変わらず。安寄りした後、NYの戻りを受けて下げ幅を縮小した。パラジウムは約定された期先2限月が14~16円安。